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■1借りてきた本[book] このエントリーをはてなブックマークに追加

長崎市立図書館の歴史を振り返りたくて、薄い本を借りてきました。
こういう本はISBNを持っていないから、資料概要にリンクしたい訳ですが、長崎市立図書館のWebOPACはそれができないのが残念です。

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■1樋渡啓祐・武雄市長の「特殊市民」発言を許せない理由[武雄市] このエントリーをはてなブックマークに追加

ここしばらくの間、武雄市図書館と その周囲の問題[https://twitter.com/search/realtime?q=%23%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C&src=typd] を追いかけている人々を中心に、樋渡啓祐・武雄市長の「特殊市民」発言が大きな話題になっていました。
私自身も「この発言は許せない」と感じていたのですが、私がそう感じた理由をまとめてみます。

樋渡氏は以前から、「自らの政策に賛成する市民が一般的な市民であり、政策に否定的な意見を主張したり批判をするのは一部の市民だけだ」という主張を繰り返しています。
また、自らに批判的な発言をした人たちを、市議会や講演会と言った公的な場において、一方的に攻撃するということも繰り返されてきました。

行政は様々な声を聞いた上で最適解を探りながら進められるもので、少数意見が切り捨てられることがあってはなりません。多くの場合、弱者の意見は少数意見であり、少数意見の切り捨ては、弱者の切り捨てにつながります。
多数決に従うべきだというのは全体主義であって民主主義ではありません。ミルの『自由論』にも見る通り、少数意見を尊重することによって、多数意見の問題点が明確にされ修正され、より良い意見が形成されるというのが、民主主義の根幹だと思います。

市政に疑問を感じたり、反対したり、批判をすることは、当たり前のことです。この様な市民を、行政の長が「特殊」な市民だとすることは、私の感覚では許せません。

仮に万が一、反対の意見を言う市民、批判的な市民が、ごく少数の「特殊」な市民であったとしても、この発言を許せないと感じる理由がもうひとつあります。

教育上、特別な支援が必要な子どもたちのために「特別支援学級」があります。かつては「特殊学級」と呼ばれていました。
もちろん「特殊学級」という言葉は差別的な意味合いで作られたものではありませんが、「特殊学級」という言葉を差別的に使う人がいます。
小沢一郎氏は「日本人は特殊学級、特殊人間扱いされている。ばかじゃないか」と発言し、特殊学級を差別視した発言だとして批判されました。
東京都中野区は、「特殊」とする区別が差別的に扱われていることが多いとして、撤廃すべき用語としています。もちろん、言葉が問題なのではなく、差別視することこそが問題なのです。

以前の特殊学級、現在の特別支援学級で学ぶ子どもたちになんら罪はありませんし、人間として等しい権利を持っていることは言うまでもありません。障害を持って生まれる子どもがいます。違いを持っていても同じ権利を持っていることは言うまでもありません。生まれながらにして差別される人がいるという考えを許すことは断じてできません。
旧教育基本法でいう特殊教育が必要であることを理由として、差別的に取り扱うことは決して許されるべきではありませんし、「特殊学級」という言葉を差別的に用いることも決して許されてはならないと思います。

前述の通り、樋渡氏は自らの政策に反対する人、批判する発言をする人に対して、攻撃的な発言を繰り返してきています。
質問状を送った人に「下劣きわまりない」と発言[http://togetter.com/li/404366] し、疑問を呈した人に対しては、 アホ、バカ[http://togetter.com/li/310091] という発言を繰り返す…
こういった中での批判的な市民に対する「特殊市民」との表現には、悪意を感じます。

一般市民は監視しないが、特殊市民は監視しても良いとする発言は、私には「特殊」であることを差別する発言に感じられてなりません。
「特殊市民」は差別されても良いとすることは、「特殊学級」をはじめとして、あらゆる「特殊」な立場にある人々を差別することにつながるのではないでしょうか。この様な差別は、決して許されないことだと思います。

なお、本稿を書くにあたっては、 佐賀県武雄市の問題について:takeoproblem[https://sites.google.com/site/takeoproblem/] から、 言動について[https://sites.google.com/site/takeoproblem/0-tong-du-qi-youtoiu-ren-wu/4-yan-dongnitsuite]恫喝・暴言など[https://sites.google.com/site/takeoproblem/0-tong-du-qi-youtoiu-ren-wu/05-dong-henado] としてまとめられた、多くのまとめを参考にしました。

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■1シリーズ武雄市TSUTAYA図書館(20) - イケハヤメソッドでつづる今後の武雄図書館への思い[武雄市][図書館][TSUTAYA図書館] このエントリーをはてなブックマークに追加

眠剤のんでしまったのに、文章をつづりたくなったのだけど、いつもの文体では書けそうにないので、昨今ブレーク中の、 イケハヤメソッド[http://kotoripiyopiyo.tumblr.com/post/47687712728] の習作のつもりで書いてみることにします。

一旦壊して新しいものを作らずに、壊さないで作ればよいのにって言い続けてきたけど、壊されてしまった。これはもったいないけどもうどうしようもない。

「武雄市民の方が、市民の図書館を取り戻せるかどうか」これは、実はあんまり心配していない。あんまり心配もしてこなかった。

大体、蔦屋書店のスタイルにしても、スターバックスにしても、そんなに長く続くものじゃない。エッジがきいたものほど流行には左右されやすい。
一方、武雄市はこれからもずっとあるし、市民もそこにいるわけです。いくらなんでも、武雄市の寿命が蔦屋書店やスターバックスより短いってことはないでしょう。武雄市の方が、まぁ間違いなく後まで残る。

そこから、市民はもう一度自分たちの図書館を作ることになるでしょう。だから、心配はしていない。
だけど、それにはそれなりの時間が掛かる訳です。お金も掛けてしまった。

時間とお金も問題なのだけど、私が一番切実にかわいそうだと感じるのは、そこに育つ子どもたちです。
彼らの時間はとても貴重です。出会うべき時に出会うべき本に出合って欲しいし、そのために図書館があるのだと思います。

代官山蔦屋書店に行ってみたけれど、あれは書店の中でもかなり客を選ぶ書店です。好き嫌いがはっきりしてる。好きな人は大好きで、自分の町に作っちゃった人がいるくらい好き。だけど、苦手な人にとっては、自分が日常的に行く書店にはなり得ないんですね。
年齢層もはっきりターゲットされてる。ミドルエイジと言うんでしょうか。小中高生向きじゃないです。お金も掛かるし。
「ハレの日の図書館」とか言うのかも知れないけれど、人生には雨の日も風の日もあるんです。雨の日に向かない図書館じゃ困ると思うのですね。

というわけで、早く普通の図書館になって欲しいなと思っているんですが、これ、意外と早いんじゃないかなという気がしてきました。

開館前に招待された方や遠くから出かけた方は、「素晴らしい建物だ」とか「カフェがあるのも良い感じ」とか、建物やスターバックスを非常に高く評価していましたけど、もうひと段落しましたよね。

そろそろ、図書館としての評価が出て来る頃だと思っているんですが、図書館として良い評価があんまり聞こえてこない。以前から図書館を利用していた市民の方からは、むしろ、「うるさい」とか、「子どもを連れていけない」とか、そういう評価が出て来るわけです。

年間100万人の来館者を目指すと言っていましたが、これざっと見、週に2万人ですよ。

代官山蔦屋書店にコアなファンはいるでしょうけど、毎週来るのは限られてますよ。しかも、東京という人口の中からくるわけでしょう。

武雄市の人口約5万人。そこから週に2万人来館。書店やスターバックスに来店した人も来館と数えちゃうんだと思いますけど、それでもちょっと現実的じゃない気がしますね。

だいたい、フラペチーノ頼んだら500円コースですよ。毎週500円。年間2万5千円。フラペチーノにそんなに払いますかね。

一方で、今まで27万人ほどいた利用者のある程度は確実に失うんですね。

図書館を利用する市民は人口の2割程度しかいないっていう話がありましたけれど、じゃぁ蔦屋書店やスターバックスを利用する市民はどれだけいるんだという差し引きの問題になります。

第一、蔦屋やスターバックスの客を増やすために図書館改修したんじゃないですから、そこが増えてもしょうがない。

とりあえず、今までの図書館利用者がこれまで通りに使える様な対策を望みたいところです。
図書館としての真価を問われるのは、できた後。つまりこれからです。今までの図書館ファンが「これはもう図書館じゃなくなってしまった」と思う様な図書館じゃダメだと思いますし、これからでも改善できることはいくらでもあると思います。

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以上、30 日分です。

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Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

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