2011年12月18日()<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 auのISW11Fに機種変更。一晩で修理行き。[http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/isw11f/][android][ISW11F] このエントリーをはてなブックマークに追加

Androidに手を出しながら、通話ができる端末は持っていなくて、そろそろスマートフォンを日常使いしても良いかなと思い、端末を物色していた。
  1. たまたま、これまで使っていたW53CAが、水にぬらした覚えも無いのに、基盤腐食ということで、安心サポートでの修理を断られるという一件があり、日常の生活でも防水機能は必須だと考えるようになったこと。
  2. 現在、使用しているWiMAX端末の契約の縛りが来年1月に切れること。
  3. おうちのDLNA対応レコーダーのコンテンツを、一人で観ることができる端末が欲しいなと思っていたこと。
  4. 厳しい環境で通話だけでも確実に確保したい時や、端末増設をした時のために、SIMが交換できること。
という様な条件を考えていたので、これを満たす機種となると、まさに ISW11F[http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/isw11f/] しかなかった訳だ。
発売日が決まる前から近所のauショップで予約して、発売日に無事、ゲット。本来だったら、このブログは色々なレポートで埋まるはずだったのだけれど、スクリーンキャプチャー2枚しか掲載することができなくなってしまった。
ホーム画面ビルドバージョン
持ち帰った時から、バッテリーの減りがずいぶん早いという印象を持っていて、一通りの設定をし終わったあと充電を掛けておいたのだけど、 待ち受け状態で充電すると、バッテリーが減っていく という、非常に困った状態に陥った。
仕方が無いので、 電源を切って充電せざるを得なくて、これだと電話としては非常に不便 だなと思いながら、だましだまし色々遊んで、なるべくアプリを殺した状態で一晩充電を掛けておいた。
翌朝、充電残量を見てみると95%で、やはり、 電源を切って充電しないと、100%充電はできないのではないか と思って、電源を切ってみたら、充電LEDも消えてしまって、今度は電源が入らなくなってしまった。
root化に失敗して何もできなくなった端末を俗に「文鎮」というが、 充電しながら一晩おいておいたら、朝には端末が文鎮になっていた という残念な次第である。
一応、しばらく放置してみたり、電池を外してみたり、SIMを外してみたり、色々試してみたのだけど、どうやっても反応しない。
仕方が無いので、ショップに持って行ったところ、代替品があれば交換できるのだけど、発売されたばかりの人気状態ということもあり、残念ながら手元に在庫が無いため、修理対応ということになった。
修理票
ショップの方には、前の携帯の修理の時から色々と親切にして頂いていて、今回も代替品が確保できないか、他店舗にまで問い合わせて下さったりしてもらって、何か、色々と面倒ばかり掛けて恐縮している。
思えば携帯を予約までして発売日に購入したのは、IDO時代から200ヶ月近く、auの携帯を使い続けてきて初めての経験だ。それだけ、発売日に手にしたかった端末が、こんなことになるのが、まさに私のある種の「ヒキの強さ」なのかも知れないけれど、今は、年内になおって来てくれれば良いなと願うばかり。

DLNA機能:

上記の様な事情でほとんど試せていないが、RD-BZ810で録画したAVCRECタイトルを、ISW11Fで再生することはできるようだ。
もし、これができなかったら、DIGNOでも良かったということになるので、この点については一安心。

WiMAXテザリング:

これは試すことができなかった。
まとめサイト[http://hikaku.fxtec.info/arrowsZ-ISW11Fwiki/wiki.cgi?page=%B4%FB%C3%CE%A4%CE%C9%D4%B6%F1%B9%E7] の情報によると、 WiMAXテザリング中に電話着信があると、着信時点でWiMAX通信が切断される ということの様で、これでは、ビジネスユースでありがちな、 通話しながらネットで資料をやり取りしたり、ネットで調べて説明したりという使い方ができない ことになる。
この件については、デモ機でできないという情報があったので、購入前にauのサポートセンターにも問い合わせて、「(発売予定のISW11Fも含めて)+WiMAX対応機種は、全機種コンカレント通話に対応している」という返事をもらっていたのだけど、発売時点では直せなかったらしい。この点については、アップデートで直ることに期待。

[2011-12-25追記] この件に関して、メーカーの製品ページが発売後に修正され、「音声通話中は、WiMAXによるデータ通信を利用できません。」との注意書きが書き加えられた。 詳細は、 この記事[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20111224S1]このあたり[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20111224S1#T201112241S3] を参照。

ISW11Fご使用についてのお知らせ[../upload/ISW11F/notice1.pdf]:

ISW11Fご使用についてのお知らせAndroidマーケットでの「auかんたん決済」ご利用時のご注意
もちろん、うわさの紙もしっかり入っていた。
マニュアル類とは別に、4つ折りになって、本体の上に入っていたから、出荷直前に慌てて差し込んだに違いない。事実、「2011年12月」とある。
この類の紙が入るのは、1)出荷直前になって発覚した問題を運用で回避してもらうことにしたか、2)ぎりぎりまで調整を続けたにも関わらず解決できなかったので、「仕様」にすることにしたかのいずれかである。
「auかんたん決済」の方に関しては、恐らく、出荷直前に発覚したケースだろう。運用回避も比較的現実的だし、いずれアップデートして直す積りがありそうな書き方だ。
一方、熱問題の方が、出荷直前に発覚したということがあり得るだろうか。恐らく、そんなことは無くて、想定では非常に低い頻度でしか発生しないであろう、熱による機能制限が、当初の想定よりはるかに高い頻度で発生してしまうことが判明し、 出荷直前まで様々な検討を行ったけれども解決できず、一方、これ以上の発売延期はできないということで、「仕様」にしてしまったのでは無いか。 もしも、当初から想定された範囲の話であれば、 取扱説明書[http://www.au.kddi.com/torisetsu/pdf/isw11f/isw11f_torisetsu.pdf] に記述することができたはずだが、取扱説明書には、本件に関する記載は一切ない。
製品を作っている側が、作っている段階で予想できなかった問題を、購入する側に予想しろというのは無茶な話で、この紙切れの存在を購入後、自宅に帰って初めて知ったというユーザーも多いはずである。
紙切れ一枚で、買ったユーザーのせいにすることができると考えているとすれば、メーカーはとんでもない思い違いをしていると思うし、 「こんな『仕様』だと知っていたら買わなかった」と考える購入者は、返品する権利がある と思う。

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■1富士通東芝「ARROWS Z ISW11F」不具合の後出しじゃんけん[Android][ISW11F] このエントリーをはてなブックマークに追加

週間携帯販売売り上げランキングで一位を獲得[http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1112/23/news017.html]:

週間携帯販売売り上げランキングで一位を獲得[http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1112/23/news017.html] した富士通東芝の ARROWS Z ISW11F[http://www.fmworld.net/product/phone/isw11f/] だが、その売れ行きに比例する形で、不具合報告も多く上がっている。
ちょっと調べただけでも、 「待ち受けしながら充電しても、バッテリーが減っていく」とか、 「勝手に再起動する」[https://twitter.com/#!/search/ISW11F%20%E5%86%8D%E8%B5%B7%E5%8B%95] とか、 「カメラが真っ黒になる」[https://twitter.com/#!/search/ISW11F%20%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%8C%E7%9C%9F%E3%81%A3%E9%BB%92] とか、 「フリーズする」[https://twitter.com/#!/search/ISW11F%20%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA] とか、 「ブラックアウトする」[https://twitter.com/#!/search/ISW11F%20%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88] とか、 「一晩で文鎮になっていた」とか、様々な不具合が報告されていて、この中には、操作方法の誤りや勘違いも含まれている可能性があるにせよ、 厳しいスケジュールで発売することになり、調整やバグ取りの詰めが甘い部分があったのではないか と想像させる報告も多い。

詰めが甘かった問題の多くは、 メーカーに直す姿勢があれば、ていねいに取り除いていけば直せると期待できるので、メーカーの姿勢が気になるところだ。

不具合に向き合う富士通東芝の姿勢:

ISW11Fご使用についてのお知らせメーカーの姿勢といえば、話題になったのがこの「ISW11Fご使用についてのお知らせ」なる1枚の紙だ。
防水仕様のスリムなボディの中に様々な機能を詰め込んだ訳だから、ハード・ソフト両面での熱対策は必須。まさにそこがメーカーとしての腕の見せ所になるわけで、どういう格好に仕上げているのかわくわくしながら、自宅に持って帰って、開封した途端。
通話、インターネット、カメラ、アプリなどを長時間使用したり、充電しながら使用するとISW11Fが熱くなることがあります。
熱くなった場合には、充電またはご使用中の一部機能を停止することがありますが、故障ではありません。
という紙切れが目に入る。「だまされた!」と感じた人も少なくないはずだ。
この文章、注意して頂きたいのは、
  • 「充電しながら何かをしたら」ではなく、何かを長時間したら熱くなることがある
  • 熱くなると、何かの機能を停止することがある
  • それは故障ではない
ということであって、この文書を読む限り 充電中に限らず、本体が熱くなって機能を停止するが、それは故障ではない ということなのだ。
現在、季節は冬で、室温18度程度の環境で使用しているが、それでもアプリの連続使用やテザリングで、温度が上昇して機能停止が確認されたという報告がされている。
このまま夏を迎えると、冷房が効いた室内でも、室温28度程度で、屋外ではもっと高温にさらされることになるのだが、そういう状況で一般的な使用に耐えるのだろうか。
ITmediaの記事[http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1112/22/news082.html] によれば、
KDDIによると、ISW11F本体の温度が上昇しやすいのは「デュアルコアCPUを備えていることに加え、本体が薄く、防水性能を備えているので熱が逃げにくいこと」が影響しているという。「(発熱時に充電や一部機能を停止する旨の)注意書きを同梱したのは、お客様に注意喚起をするため」。温度が上昇しやすい「仕様」であるため、ソフトウェアアップデートなどで改善されることもないとのこと。
ARROWS Z ISW11Fは「温度が上昇しやすい仕様」, 田中聡, ITmedia, 2011年12月22日
KDDIでは「仕様」と認識しているということであり、「仕様」である以上、アップデータで改善されることも無いし、修理で対応してもらえることもないと思われる。
購入前にこういう「仕様」であることを理解して購入した人は、夏になって温度上昇で使えないようなことが起きても納得はできるかも知れないが、 多くのユーザーは、購入後、箱を開けて注意書きを見て、さらにITmedia等の報道で、そういう「仕様」であるということを知ったのではないか。 これらのユーザーは、こういう「仕様」であることを知っていたら、果たして、本機種を購入しただろうか。
このような、 「不具合の後出し」は、企業姿勢としてフェアではない印象を与えるし、リリース直後だからアップデータに期待してしばらく我慢して使おうとする期待をも砕くものだ。
「機能停止する」という大問題を、紙一枚で仕様にしたのだから、今後、どんな不具合が出ても「仕様だ」と言い出しかねない。

WiMAXとコンカレント通話:

2ちゃんねる経由で、発売後に「仕様」にした事項がもう一つあったことを知った。

「auのスマートフォンが通話中に通信ができない」ということが、au版iPhoneが登場する際に色々と喧伝された。
「電話が掛かってきただけで、ダウンロードが中断されてしまう」とか、「通話中にメールが受信できない」とか、確かに利用方法によっては不都合な面があって、例えば、電話中に店の場所を確認したりできないのはちょっと不便だという面があった。
これは機種の問題では無く、auの電波形式の問題で、auの弱点だったのだが、 +WiMAX[http://www.au.kddi.com/plus_wimax/] サービスによって、この辺りの事情が変わり、+WiMAXであれば、通信を途切れさせることなく通話が可能(コンカレント通話)で、さらに、テザリングしながら通話を行うこともできるようになった。
+WiMAX対象機種は、この「コンカレント通話」によって、通話中のネット閲覧や、テザリングができるようになっているのだが、なんと最新機種であるISW11Fだけがこの機能に対応していないのだ。

ISW11Fメーカーページ(2011-12-23)メーカーの製品サイト[http://www.fmworld.net/product/phone/isw11f/] を見ると、「製品情報」 注3:WiMAXについて[http://www.fmworld.net/product/phone/isw11f/info.html?fmwfrom=isw11f_index#a03] として、 「音声通話中は、WiMAXによるデータ通信を利用できません。」 との注意書きがある。 注意書きがある以上、できないのが「仕様」になったのだろう。
他機種が、通話中のデータ通信を実現する中で、最新の本機種だけができないという皮肉な状況になっている。

ISW11Fメーカーページ(2011-12-19)この機能があれば、電話でやり取りしながらメールを送りあって文書を詰めていくということができ、私の様にこのためにWiMAXルータを別に使っていたというユーザーには、非常に魅力的な機能では無いかと思う。
こちらのキャプチャーは、先のメーカーの製品サイトの 2011年12月19日 19:21:04 GMTに取得されたGoogleキャッシュ[http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:v7lBxiVLLyEJ:www.fmworld.net/product/phone/isw11f/info.html+http://www.fmworld.net/product/phone/isw11f/info.html&cd=1&hl=ja&ct=clnk&lr=lang_ja#a03]*1
この製品の発売は17日だったから、このキャッシュが取得された時点では、既に「製品発売後」なのだが、 「音声通話中は、WiMAXによるデータ通信を利用できません。」の注意書きは存在しない。したがって、この注意書きは、発売後に追加されたということが明らかだ。 この点でも、メーカーとしての姿勢を疑わざるを得ない。

さて、「購入前にあてにしていた機能が発売後に無いことになっていた」「不具合が大量に報告されている」 「購入した端末がわずか一晩にして初期不良を起こして修理行きになった」[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20111218S1] という状況なのだが、これでもこの機種を使い続けるべきであろうか。
auにもauショップにも恨みは全くないのだけど、これだけの問題が起こると、やはり考えざるを得ない。

*1: 執筆時点。いずれ更新されるかも知れない。

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