2010年11月23日(火) << 前の日記 | 次の日記 >>
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■1読んだ本[book] このエントリーをはてなブックマークに追加

ITにまつわる話は、ほとんど出てこないのだけれども、ITアーキテクトは読んでおくべき本。
惹句的な感想メモ。
  • 惨事というのは「たまたま起きた、たった一つ不運」で引き起こされる、ということは稀で、「ダメな設計」「ダメな実装」「ダメな運用」と、その土壌になる組織によって、むしろ、作り出されるべくして作り出される
  • 有形無形の組織的圧力によって生み出される事故
  • 前兆の無い大惨事は無い
  • 第三者が大惨事の事故調査を行うと、必ずと言って良いほど、危険を指摘して無視された内部関係者のメモが出てくる
本書では、多数の「最悪の事故」の事例が紹介されているが、最悪の事故を免れたケースとして、不完全な状態で荷物を積載された貨物船の船長の話が興味深かった。
19世紀当時、レールを作るための鋼材を積み荷として積み込まれた貨物船なのだが、積み荷の固定状態が悪く、嵐で船が揺れる様な事があれば荷物が暴れて沈没しかねない船があった。
一等航海士は、その危険性を会社に訴えるのだが、会社側は耳を貸さないばかりか、それ以上文句を言う様であれば、首にするぞと言われ、引き下がるしかなかった。
それを聞いた船長は、会社側とは一切いさかいをしなかったが、密かに港湾当局に連絡を取り、船の検査をさせ、港湾当局者は荷造りの補強を命じることになる。
同じ積み荷を積んだ船、五隻が出航していったが、無事に到着したのは、この船を含む二隻だけであった。
この話。色々示唆に富んでいると思う。

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Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

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