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■1 静脈認証も安心できない? 大根で作った偽造指で認証に成功[http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050701/163801/][生体認証]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

関連資料が、金融庁の 偽造キャッシュカード問題に関するスタディグループ(第9回)[http://www.fsa.go.jp/singi/singi_fccsg/gaiyou/f-20050415-singi_fccsg.html#00]資料[http://www.fsa.go.jp/singi/singi_fccsg/gaiyou/f-20050415-singi_fccsg/02.pdf] として公開されている。
指紋認証などと異なり、表から見える身体的特徴を使わないことから、「なりすまし」に強いと一般に思われている。だが実は、静脈認証の歴史は浅く、ぜい弱性が十分に検証されてきたとは言えない。
一方で、
静脈認証はまだ開発されて間もない技術であり、また、病気により基となる生体情報が変化する可能性が指摘される等問題点も指摘されており、評価が確立していないとも言えるのではないか。
という指摘もある。
実際に静脈パターンを再生して、他人になりすますという攻撃が成功した訳では無いが、これは製造が技術的に若干難しいというだけで、紫外線硬化樹脂等で三次元造形をしてやれば、作れないことも無さそうな気がする。
スタディグループの議論から、興味深い発言をメモ。
・生体認証では、認証に使うテンプレート(生体認証情報)の作成にあたり、基となる生体情報から特徴点を抽出し情報を圧縮する方式で行えば、テンプレートから基となる生体情報を復元することは困難となるため、情報の流出は防げると考えられるのか。
・基本的にはそのとおりであるが、 テンプレートの仕組みにもよる。テンプレート上の情報から基となる生体情報を再現することは困難であるが、テンプレート上の情報と一致しさえすればよいということであれば、生体情報の偽造が可能となることも考えられる。その場合、事実上、流出したことと同じになるのではないか。
・生体認証の問題点は、その認証精度や装置のセキュリティについて客観的に評価されていない点である。指紋や虹彩の認証はある程度歴史があり、認証精度の評価が行われているが、 新しい認証方式ほど客観的な認証精度の評価の実施は難しく、経年変化の調査等、簡単にはできない点がある。
・生体認証について否定することはないが、上手に利用する必要がある。過剰な幻想を持ったりせずに冷静に判断するべきである。まだ評価が固まっていない点もあるが、 特に金融業界のような大きな顧客が関心を持つと、製造者側は評価が甘くなることがあり得る。利用者側は、技術の評価結果の提示を製造者にきちんと求めることが重要である。

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