2005年06月03日(金) << 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 ガードレールに金属片/県内で503カ所[http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=7171]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

全国のガードレールに謎の金属片が付いていた事件。
県土木部道路領域の渡辺勉総括参事は「ボルトを緩めないと外せないぐらい、しっかりとボルトに挟まれている金属片もある。偶然つけたとは考えにくい。悪質ないたずらで許し難い」と話す。
といったいたずら説がある一方。事故車両の断片説が有力な様だ。
これだけ全国に広範囲にわたって、しかも非常に古いものが見つかっているのだから、むしろいたずらというのは考えにくいと思うのだけど、
ネットの呼び掛けに応じた愉快犯やグループによる犯行などの見方も出ている。
等と、すぐネットのせいにしたがるマスコミもいる様だ。
いずれにしても、あれだけ全国でサンプルが収集できているのだから、鑑識が分析したら、それが何かという事ぐらいはすぐ分かりそうなものなのだけど、それが発表されないのは非常に不思議だ。
ひょっとして、大騒ぎした揚げ句、これは危険だと関心がピークに達した頃、事故車の破片という結論が発表されて、モノが挟まらない新型ガードレールの特需が起きるのでは無いかなどと疑ってしまう。

深まる謎 ガードレール金属片 誰が何のために…[http://www.kahoku.co.jp/news/2005/06/20050603t73020.htm]:

誰かがやったという前提の記事。
どれもさびついているため、かなり前に取り付けたと考えられるが、宮城県道路課は「(道路をパトロールしている)管理業者からの報告はなく、ここ数日中に取り付けられたようだ」と逆の見方をしている。
ここ数日に1126個ですか!
全国各地で見つかり、数も膨大なだけに、関係機関は複数犯の仕業とみている。「これだけ広域で取り付けるにはインターネットで呼び掛けたのではないか」(捜査関係者)との見方もある。
「インターネットで呼び掛けた」とする報道も多いのですが、今のところ、インターネットにはそういった情報は入っていない様です。
犯罪心理に詳しい尚絅学院大の水田恵三教授(心理学)は「単独犯なら社会に怒りや不満を持った者が行った可能性がある。複数犯ならネットや口コミを介して愉快犯的に広がったことが考えられる」と分析している。
だから、「誰か」がやったを前提に議論すると、無茶な分析になっちゃいますから。
警察庁幹部も「人為的なのかどうかも分からない。故意だとしても何が目的なのか」と首をかしげる。
むしろ、警察は冷静な様だ。

どうしてマスコミは根拠もなくネットのせいにしたがるのか:

本当に便乗犯が出てきて、ネットに書き込んだら、ほらやっぱりインターネットが良くないって鬼の首を取った様に報道するんだろうなぁ。
便乗犯が「インターネットの掲示板」に書き込みするのを手ぐすね引いて待ってる気がします。

金属片は車両の一部=事故現場で確認−埼玉県警[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000692-jij-soci]:

埼玉県吹上町のガードレールに残っていた金属片が、同じ場所で事故を起こした車両の一部であることが3日、行田署の調べで分かった。
ということで、「許せません」とか言っていたマスコミが、このニュースをどう報道するかが注目です。

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■2 「ディープリンクは著作権侵害となる可能性があります」[http://blogcopyrightguide.seesaa.net/article/4082744.html][diary]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

トップページでなく特定の階層へのリンク(ディープリンク)を製作者の許諾を得ずに行うことは、著作物の一部分をカットする行為とも考えられ、著作者の権利である「同一性保持権」の侵害行為となる可能性があります。
この主張は、「リンクがコピーである」という前提の下に組み立てられている様に思える。
Yang May氏は、「特定の階層へのリンク(ディープリンク)を製作者の許諾を得ずに行うことは、著作物の一部分をカットする行為」としているが、リンクを張ることはそもそも著作物の複製行為ではないのだから、「著作物の一部分をカットする行為」であり、これが同一性保持権を侵害するとは到底言えない。
例えば、ある論文が他の論文に言及する局面を考える。
参照される論文に対して「○○氏の論文○○の○○ページに書かれている通り」と言及することが、「著作物の一部分をカットする行為」に相当し、「同一性保持権を侵害」するのであれば、他者の著作物に対して言及することは事実上不可能である。
少なくとも日本の著作権法は、その様な制限を設けていない。
氏は、 「無断でリンクを張るのは著作権侵害?」[http://blogcopyrightguide.seesaa.net/article/2723638.html] の記事においては、
リンクを張ること自体は、著作権侵害となりません。何故なら、リンクとはホームページを他のホームページに結び付ける機能であって、リンクを張るということは、そのリンク先のホームページの情報にたどり着けることを示すに止まり、その情報(著作物)を複製したり送信したりするものではないからです。
「リンクが複製ではない」という主張をしているのだが、「リンクを張るということは、(中略)その情報(著作物)を複製したり送信したりするものではない」としていながら、「同一性保持権の侵害行為」と主張する論理には興味がある。

著作権法は著作権者の権利を守るための法律ではない:

著作権法の目的を「著作権者の権利を守るための法律」だと誤解(?)している人が多い様なのだけれども、著作権法を読むと、
この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、 もつて文化の発展に寄与することを目的とする
著作権法 第一章 総則 (目的)第一条
とちゃんと書いてある。
著作権者の権利を守るのは、手段の一つであって、「文化の発展に寄与すること」が目的なのだ。
だからこそ、一方で文化を発展させる原動力として、著作権者の権利を保護する一方で、著作権者が強力な独占的権利を行使することによって文化の発展が止まらない様なバランスが必要なのだ。

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■3 愛知県の市立小学校、全校児童の名簿がWinny上に流出〜成績表も含まれる[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/06/02/7862.html][セキュリティ]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

また、Winny絡み。
教職員は名簿のデータを持ち帰って、自宅のPC上で作業を行なっていた。このPCにはWinnyがインストールされており、PCのHDDに保存されている OfficeドキュメントをWinnyのネットワークに流出させるウイルスに感染していた。その後、家族がWinnyを使用していたところ、名簿がファイル共有ネットワーク上に公開されたという。
データを持ち帰る事自体禁止されていたのだけれども、「仕事を家に持ち帰る」のはどの業界でも良くあるあるいは良くあった話だ。当然の様に残業代も掛からないので、会社も黙認していたり無言の圧力によって奨励されていたのかも知れないけれども、明らかにセキュリティ上のリスクを産み出す。
仕事を持ち帰らせるのはタダではないし、むしろ高く付くということを認識すべきだ。

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■4 個人情報“過”保護!? 加害者名教えられぬ 両親たまらず被害届[http://www.sankei.co.jp/news/evening/04iti003.htm]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事が事実だとすればですよ。おかしいことはたくさんあるのだけれども。
健康診断の後、被害者の一年生の男子生徒が、別のクラスの男子生徒に校門近くに連れ出され、殴られるなどの暴行を受けたという。被害生徒は顔などに約六週間のけがを負った。
なのに、
学校はけんかと判断。一週間後、双方の生徒と保護者を個別に呼び出し、停学処分を伝えた。
被害者が停学処分になっている。
結局、学校側は「けんか」であると結論したので、「約六週間のけがを負った」からと言って「被害者」であるとは認めない立場だった様だ。
だとすると、けんかの一方の求めに応じて、連絡先を教えることもできないから、
担当教諭は「個人情報にあたる」と拒否。代わりに相手側から連絡させるとして、被害生徒の連絡先を相手側に伝えた。
という対応になる。
学校で傷害事件が起きたとなると責任を問われかねないから、「けんか」にしたかったと読むのは深読みしすぎだろうか。
「いじめられる方にも原因がある」発言の原因はこの辺りにあるかも知れない。

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■5 インターネットをイントラネットゾーンに設定するセキュリティソフト[http://www.safety-pass.com/topics/topics.php4?creyyyy=2005&cremm=05&credd=24&insno=1&sysyyyy=2005&sysmm=06&dspopt=1&note=][セキュリティ]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

von_yosukeyan の日記[http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=3718&id=299467] から。
一般のwebページにアクセスした際、ブラウザ(Internet Explorer)の画面右下表示(ステータスバーの表示)が通常の「インターネット」でなく「イントラネット」と表示される事象が発生しています。
表示されるだけかというとそんなことはなくて、
一般のwebページ(インターネット)閲覧時に、当該PCに設定されたイントラネット用のセキュリティレベルが適用されることとなり、その設定によっては、一部のwebサービスが利用できなくなることがあります。
イントラネットゾーンのセキュリティレベルが適用されるという。
イントラネットゾーンでのセキュリティレベル(既定レベル:中低)は、インターネットゾーン(既定レベル:中)よりも甘く設定していることが多いだろうから、この問題は、
一部のwebサービスが利用できなくなることがあります。
等という問題ではなくて、 利用者のコンピューターが危険に晒されているという問題の様に見える。
権限がより緩い方に設定されているのだから、「一部のwebサービスが利用できない」という問題が起きる方がむしろまれの様にも思えるのだが、幸運にもそういう形で問題が認識されたのだろう。
「高機能版セーフティパス利用ソフトPCにおけるIE『イントラネット』表示の解消方法」等と、あたかも「表示」が問題であるかの様に問題を矮小化することは、少なくともセキュリティを提供する企業の姿勢としては許されることでは無いと思う。

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