2005年04月01日(金) << 前の日記 | 次の日記 >>
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■6 開幕1週間、42万人入場 きょう手作り弁当解禁[http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050401/mng_____sya_____001.shtml][愛・地球博]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

同協会によると、手作り弁当は認めるが、コンビニの弁当やおにぎり、ペットボトルは従来通り持ち込みを禁止する。
一瞬、エイプリルフールネタかと思ったんですが、
Q:お弁当の持ち込みはできるの?

アレルギー・食事制限、小中学校の行事の一環での持ち込み、家庭で調理した弁当は可能です。(加熱、保冷剤等を使用し、温度管理は十分注意を払ってください)
と変更されています。
小泉内閣メールマガジンによると、
「愛・地球博」では、食中毒の予防やテロ対策のために、お弁当や飲み物 を会場に持ち込めないというので、せっかく家で作ってきたおむすびも会場 に持ち込めないという苦情を耳にしました。もう少し訪問者のことを考えた 対応をするように早急に再検討するよう指示しました。
としていますから、 「せっかく家で作ってきたおむすびも会場に持ち込めないという苦情」に対応して、 「家庭で調理した弁当は可能」という対応だと思うのですが、過ちを改めるにはばかることなかれとしても、この対応によって、むしろ持ち込み禁止そのものの意義が疑われるのではないでしょうか。
中日新聞の報道によれば、博覧会協会はこれまで持ち込み禁止の処置について、
食中毒対策を最大理由に挙げたが、過去の博覧会で食中毒の発生件数は少ない。
会見で博覧会協会の会場管理担当者は「衛生機関と協議して決めた。学校などの遠足を例外としたのは、学校を信用し、衛生面の管理ができると判断したため」と話し、それ以外の弁当持ち込みは食中毒の恐れから認めないとした。
と、「食中毒対策」を理由にしてきました。 ところが、 厚生労働省 食中毒・食品監視関連情報[http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/] にある統計資料を見ても、食中毒発生事例の多くは飲食店や業者の仕出し弁当で起きており、特に集団食中毒を考えた場合、博覧会において大きな被害が発生するのは、むしろ、修学旅行等の集団が持ち込む弁当や、会場内で販売される飲食物および弁当に問題があった場合だというのが普通の見方でしょう。
一般の持ち込みでもし被害が出たとしても、その家庭だけの問題で、大騒ぎになりませんが、これらの弁当や飲食物で被害が出た場合は、それこそ集団食中毒事件になりますし、博覧会協会も責任を問われかねません。
これを認めておいて、一般の持ち込みを禁止する姿勢は、業者への配慮と疑われても仕方がないのでは無いでしょうか。
そこに今回の「家庭で調理した弁当は可能」という対応です。
市販されている弁当は、時には防腐剤を使うほど、時には過剰すぎるほどの防腐処理がされているものもあります。そこまで行かなくとも、味を犠牲にしても味付けを濃くするとか、食中毒を起こさないということに関しては、業者の信用が掛かっていますから、相当に気を使っています。
ところが、家庭で作る弁当は薄味にする傾向がありますし、わざわざ防腐剤を使う家庭はほとんどありませんから、特に梅雨時や夏場には不慣れな人が弁当を作ると腐敗が心配です。
そうやって考えると、手作り弁当だから食中毒のリスクが低いとは思えません。 まさに「首相に言われたから解禁した」という場当たりな対応で、「食中毒対策」を理由に持ち込みを禁止してきた姿勢が批判されても仕方がないでしょう。
むしろ、当たり前のことなのですから、自己責任を全面に出して、自己責任で持ち込みを認めるなり、ゴミを理由にするのであれば、容器にデボジット制を取り入れる等、いくらでも方法はあったでしょう。
まだ、間に合います。過ちを改めるにはばかることなかれです。 「改める」ということは「過ち」を認めることではあるのですが、そこにこだわっていては、万博自体が不成功に終わるのではないですか。
万博は特別なイベントですから、事前に立てた計画がうまくいかないことはあるのです。
大阪万博でも最後までダメ出しが続いた様ですし、そうやって臨機応変に対応することが、特別なイベントを成功させるためには必要な様です。
この対応が、成功した万博と、失敗した万博の明暗を分けた要素の一つかも知れません。

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