2005年03月25日(金) << 前の日記 | 次の日記 >>
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■2 不正アクセスの元京大研究員に有罪判決[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050325-00000404-yom-soci][セキュリティ]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

文化庁所管の社団法人「コンピュータソフトウェア著作権協会」(東京都文京区)の ホームページ(HP)からサーバーに侵入したとして、不正アクセス禁止法違反の罪に問われた元京都大学研究員・河合一穂被告(41)の判決が25日、東京地裁であり、青柳勤裁判長は「自身の能力、技能を誇示したいとの動機もあり、 手口も巧妙で悪質」として、懲役8月、執行猶予3年(求刑・懲役8月)を言い渡した。
「ホームページからサーバーに侵入」というのは、「玄関から家屋に侵入」という感じだろうか。良く分からない。この違和感は、 「不正アクセス禁止法 私はこう考える」[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20050324.html#p01] の記事に、「建造物侵入との対比」として触れられている。
今回の手口を「巧妙で悪質」とすると、
今回の個人情報の盗難は魔法の様な技術を持ったハッカーによって行われた。魔法に有効な対策はない。従って当社には責任はない。
を助長 *1 する気がする。
この事件については、どうも報道する立場の人が良く理解していないままに報道しておかしいことになっているんじゃないかという気がする。注意して読まないと。

不正アクセス禁止法 私はこう考える[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20050324.html#p01]:

「不正アクセスを防止する法律に完全は求められない」という主張に考えさせられた。むしろ、求めてはいけない気がする。
私は微妙に立ち位置が違って、もし「不正アクセスを防止する法律に完全は求められない」にも関わらず、「不正アクセスを防止」するとするならば、何でも取り締まることができる法になってしまう心配をするのだけれども。
閉じたネットワークでの不正アクセスの概念を無理に、インターネットに持ってくると、ブラウザ名を偽装したブラウザを使っただけで、「改変した端末ソフトを用いてアクセスし、本来動作すべき(JavaScriptで作られた)認証機能を突破してアクセスした疑い」で逮捕される心配が出てくる *2
このあたりのバランスという観点で見て、不正アクセス防止法は適当な妥協点なのだろうけど、技術者から見ると、線引きがはっきりしていない感は否めない。
*1: 今回の判決がサイバーノーガードの勝利を意味するということではない。勘違いしたところが「助長」されるだけだ。
*2: これ、現行法でもまずいのだろうか。

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Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

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