2005年02月23日(水) << 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 公益性のない無断複製自動公衆送信に関するローカルミラーシステムの考え方[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20050222.html#p01][hns]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

この日記では、 ローカルミラーシステム[?200309b&to=200309175#200309175] を運用しています。導入した動機は、 メモリンクのリンク先が消滅して困る[?200308b&to=200308153#200308153] というもので、日記で触れた内容をローカルに保存する行為を自動的に行う事を目的としています。
そのため、閲覧にはパスワード認証を設ける様にしていますし、筆者本人以外が閲覧することは想定していませんでした。
もちろん、保存したページを読者に公開すれば、読者の利便性は増すでしょうし、魅力あるコンテンツが作れるのではないかという思いつきはありました。
でも、それはまず第一に、他人のコンテンツの盗用につながりますし、既に指摘されている様にセキュリティ上の問題も生じさせます。
ですが、ローカルミラーシステムを公開した際には、ミラーしたコンテンツを一般に公開しないのは当然だという思いこみがあったせいで、その事に関して触れませんでした。
「ローカル」という言葉にあくまで自分だけのものだという思いはあったのですが、配慮が足りなかったと反省しております。

その様な事情ですので、もしローカルミラーシステムを、一般に公開する形で運用されている方がいらっしゃいましたら、自分にしか見られない様に設定する様にお願いします。
ローカルミラーシステム[?200309b&to=200309175#200309175] の記事にも注意書きを付記しました。

より抜本的には、筆者以外の読者にリンクの存在も表示しない様にすべきだと思いますので、今後手がけていきたいと思っています。

ローカルミラーを公開することについて:

ローカルミラーシステムでローカルに保存したコンテンツの公開を私は行いませんし、ローカルミラーシステムの仕組みは、保存したコンテンツを一般に公開する事を想定して作られていません。
保存したコンテンツを公開しようとお考えの方は、大きく二つの問題を検討して下さい。検討の結果、この目的にローカルミラーシステムは不適合だということが判明すると思います。

まず、著作権上の問題があります。保存したコンテンツを公開する事について、あなたが著作権上の権利を持っている事は確実でしょうか。ローカルミラーシステムでは、あなたが日記で触れたリンクの全てをローカルに保存して公開することになります。
従って、あなたが日記で触れるリンク先の全てが、コピーして公開可能なコンテンツであるか、あるいは、正当な引用であることを保証する必要があります。これは通常の日記を書く上で、非常に不便な制約になると思います。
もし、一般に公開する場合は、公開可能なものを明示的に分けて指定する仕組みが必要になると思いますが、ローカルミラーシステムにはこの機能はありません。

また、保存したコンテンツは、あなたのコンテンツの一部として公開されますから、万一、悪意のあるページを保存してしまった場合、筆者本人を含む読者に迷惑を掛ける可能性があります。つまり、一旦保存したページを*あなたが*公開する訳ですから、そのコンテンツに責任を持つ必要が生じるわけです。
また、収集したページがコピーされたものだという事を、利用者に表示する手段がありませんし、読者がキャッシュされたページを見た時に、そもそもそのコンテンツの出典を表示する機能が欠けています。
従って、一般に公開するのを前提にすれば、収集したページを確認したり、Googleがキャッシュを表示する時の様に、どこから収集されたものか視覚的に分かる様に明示する仕組みが必要になると思われます。

いわゆる「キャッシュ」を公開するシステムについては、それが著作権上、正当な引用を含んで、クリアにされているのであれば、ネガティブではありませんし、それはそれで便利な仕組みが作れる可能性はあると思っています。利用者としても活用している側面があります。
ですが、私としてはこういった問題をクリアしたシステムを作る予定は今のところありません。上記で述べた様に、結構実現が難しいのです。むしろ、私の興味は、自分専用であることを前提とした機能の充実に向いています。

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■2 国内のWebサーバーがフィッシングに悪用される,関係者は「全く気付かなかった」[http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20050222/156491/][セキュリティ]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

佐賀県のWebサーバー上にフィッシングサイト、2週間にわたり開設[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?200502c&to=200502211S2#T200502211S2] の続報。

2週間程度偽ページが放置されていたわけだが,同センターによると「ユーザーや担当者は気付かなかった。指摘されてサーバーを調査して初めて分かった」という。

ということだが、これだけ気づかないということは、 フィッシング詐欺用サイトとサイト改竄の違い[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?200502c&to=200502221#T200502221] で述べた、3以降のケースだったのだろうか。
フィッシング詐欺サイト情報[http://www.rbl.jp/phishing/?mode=show&date=20050204] で見ると、「.(ドット)」から始まるURIを使っている例もある様だ。これはディレクトリを見た時に、管理者に気づかれにくいかも知れないが、逆にちょっと気が利いた管理者はドットファイルをチェックする様なcronを仕込んでいるものだ。お勧め。

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■3 iPodの背面ボディーが新潟県燕市で作られている話[http://koshipa.net/archives/000463.html]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

新潟県燕市周辺の磨き職人のピンチを解決[http://www.nhk.or.jp/gokinjo/backnumber/041202.html] という番組を観て、日経に載っていたのを読んで、「そうだよ!その方向だよ!」と思っていたんですが、 ワールドビジネスサテライト[http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2005/02/22/tokushu/o1.html] でも取り上げられた様です。
逆見本市 *1 とか積極的に参加すると、大手企業がどうやって量産するか一生懸命悩んでる事を、中小の町工場の人が「こんなの、ウチなら簡単にできるよ」っていう状況があるかも知れません。
このマッチングはきっと大きなビジネスチャンスを産み出しそうです。

*1: 普通の見本市は「ウチはこんなの作ってますよ」とか「こんな技術を持ってますよ」というアピールをするのだけれども、中小企業にとっては見本市に参加するのにもオカネが掛かるし、自分で売りだと考える技術と、求められている技術が違ったりして、なかなか商談までこぎ着けるのが難しかった様だ。逆見本市では、実現したい製品あるいはモック等を「これが量産(あるいは安価に実現)できる技術があるところありませんか」という展示を行う。一般に、量産をしようとする方が大資本なので、見本市で展示するコストを払いやすいし、町工場の側からはまさに必要とされている技術を待っているお客さんがいる訳なので、商談に結びつきやすいと期待されている。

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■4テーマを変更してみた[hns]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

日記ページを見た時の先頭部分にPIMがあるのは、筆者にはある程度便利だけども、毎回、スクロールバーを操作しないといけないわけで読者には面倒なんじゃないかと感じていました。
ということで、サイドバーも取り入れつテーマを変更しつつあります。なるべく画面下の方に移動したりして、最新記事を先頭の方からご覧頂けることを目指しています。
自分自身がAirH"を良く使う様になった事情もあって、データとして読みたいものから送ってくれた方がありがたいということを身にしみて感じたので、サイドバーはhtml的には後で送って、CSSで左側に出しています。これはtableではできないことですね。

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■5 デジタルアーツ、インターネットアクセス制御に関する特許を22か国で取得[http://www.computernews.com/DailyNews/2005/02/2005022213218FAC90F22020.htm]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

Silphium Diary[http://aki.nekoruri.jp/diary/200502c#D22_1] より。
同社の プレスリリース[http://www.daj.co.jp/company/release/2005/r022101.htm] によると、日本では「特許第3605343号」で特許になっているということだから、 特許電子図書館[http://www.ipdl.ncipi.go.jp/] で調べてみた。出願は平成12年3月31日(特開2001-282797)。そこまで昔の話ではない。登録は平成16年10月8日。
請求項は14項あるけれども、結局、全て請求項1に係っていて、
【請求項1】
コンピュータを使用してインターネットを介して外部情報のアクセスを制御する方法であって、アクセス許可サイトのリストを含む第1データベース、アクセス禁止サイトのリストを含む第2データベース、禁止語キーワードを含む第3データベース、及び有益語キーワードを含む第4データベースを備えた前記コンピュータを使用してインターネットを介して外部情報をアクセスする際に、前記コンピュータが、前記第1データベースに含まれるサイトへのアクセスは許可し、前記第2データベースに含まれるサイトへのアクセスは禁止し、前記第1および前記第2データベースに含まれないサイトについては、当該サイトからの情報が前記第3データベースに含まれるキーワードを有しない時にはアクセスを許可し、当該サイトからの情報が前記第3データベースに含まれるキーワードを有する時は前記第4データベースに含まれるキーワードを有する時のみにアクセスを許可することを特徴とするインターネット閲覧制御方法。
少なくとも、
コンピュータを使用してインターネットを介して外部情報のアクセスを制御する方法
の内側だから、.htaccess等によるサーバ側でのアクセス制御には係ってこない様に読める。
要は、
  1. サイトの許可リスト
  2. サイトの禁止リスト
  3. キーワード禁止リスト
  4. キーワードの許可リスト
を持っていて、まず、1,2の順にサイトマッチをやってヒットすれば確定。
次に、3(禁止キーワード)になければ禁止。3にあっても4(特例許可キーワード)にあれば許可。
確かに効率の良い方法で、サイトリストがあればサイトマッチで条件を決めた方が良いし、一般的にはわいせつなどとして引っかかる単語も、特定の用語を術語として使う様な学校や職場では救いたいだろうから、特例許可リストが必要になる。
サイトの許可リストを用意しておかないと、配布されている禁止サイトの中に、どうしても必要なページがある時に困る。
平成12年3月当時に、この方法が一般的だったかどうかは分からないけれども、当業者が容易に思いつかないかと言われると微妙な気がする。
もっとも、先行特許がないということは「課題の発明」と言えなくも無いので、そこが新規性であると認められれば、こうやって特許になるということらしい。

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Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

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