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図書館で借りた。専門用語バリバリなのにどんどん世界に引きずり込むところは、マイケル・クライトンの面目躍如といったところか。
生命をまねたプログラム。分散型コンピューティングあるいはエージェントが、時にはプログラマの想像を超える動きをして、時には思いも掛けない能力を発揮することは、その手のプログラムを書いた経験がある人には納得できると思う。
懐かしい話になるけれども、ライフゲームというものがあった。「ゲーム」とは言うけれども、ユーザーがプレイするわけではない。
画面を升目と考えて、ビットがある点を生命体(ライフ)があると考える。自分の周囲の(自分を含めて)上下左右斜め隣の9つの座標にいくつの生命体があるかによって、自分の生死が決まる。周囲の生命体が少なすぎると過疎によって死に絶えるし、多すぎても資源の欠乏で死に絶える。もちろん、特定の条件を満たすと生命が誕生する。
非常に単純なルールなのだけれども、上手に初期条件を与えてやると想像も付かないような多様な進化を遂げて、様々なパターンを描き出す。これを眺めて楽しむわけだ。
今なら、グラフィック能力も計算能力も格段に上がっているから、莫大な数の升目に複数の特徴を持った生命体を色分けして配置して、交配までを扱うようなライフゲームがあるのかも知れない。見たことはないが。あるいは、立体空間上でのライフゲームを作り出すこともできるかも知れない。
本書が扱っているテーマは、生物的コンピューティングの驚きを知っている読者の方が、納得が行くことかも知れない。前半のコンピューターが生命のまねをするという部分のリアリティは、自分で目の当たりにしたことがある人の方がむしろ実感するはずだ。もちろん小説だから、特に後半は無茶をするんだけれども。

自己組織化を使ったアプローチでうんうん唸っても捻り出せなかったアルゴリズムの発見をしたことがあるし、パソコンレベルの計算能力でも遺伝的アルゴリズムのアプローチが使えるようになってきた。
ソフトウェアについても、まだまだ自然に学ぶことが多そうだ。

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Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

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