2003年05月14日(水)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1地域iDCの必要性について[地域情報化] このエントリーをはてなブックマークに追加

何か、 JANOG ML をマターリと観察するスレ[http://pc.2ch.net/test/read.cgi/network/1052354767/] とかできていたので、「地域iDCで地域の自立(自律)を」って吼えている背景を書いてみようと思います。

地域iDC必要性のキーワード:

地域iDCの必要性を論じる上で、「地域の自立」という言葉は一つのキーワードではないかと思いますので、予め提示しておきたいと思います。

二つの役割:

地域iDCは、大きく次の二つの立場からの役割を担っている( 平成14年第11回経済財政諮問会議[http://www5.cao.go.jp/shimon/2002/0424shimon-s.pdf] )。
  • 自治体ITサービスのアウトソーシング拠点
  • 地域IT産業の育成および活性化
この内、地域産業育成の観点からは地域に作ることに賛成であるが、自治体ITサービスの拠点として考えると、他県(大手ベンダー)に委託したほうが、良いサービスを安価に受けられるのではないかという意見があるようです。
この文書では、まず前者の立場からも地域iDCの必要性があることを述べ、次に地域IT産業にどのような波及効果を及ぼすかについて述べます。

自治体ITサービスのアウトソーシング拠点:

大手ベンダーによる囲い込み:

大手ベンダーサイドは、市場の成長や裾野の拡大を見越してiDCへの積極投資を行い、早期に優良な利用者の囲い込みに動いています。 こうした状況の中、将来の付加価値サービス提供をにらんだ「早期優良顧客囲い込み」という供給サイドの戦略的要因によって料金単価は下降傾向にあります。 これは、データセンタの契約が自然に長期にわたる契約であるため、
  • いずれ提供コストは低下していく(機材、通信費の低下)
  • データセンターで囲い込めば、周辺サービスを全て囲い込める
  • データセンタを低価格でも契約すれば、周辺サービスで回収が見込める
という戦略で、ホストコンピューターの安値契約を通じて、周辺の機器やアプリケーション市場の独占的な支配を行おうとする戦略と本質的に同じものではないでしょうか。
この様な囲い込みに行政サービスを委ねると、適時・適宜なサービス選択が不自由になり、長期的・総合的な調達コストが増大する可能性があります。

自立性を持った行政サービス:

地域iDCは、地域行政のIT戦略拠点としての役割を考える必要があり、広域的な観点での効率化と共に、地域の主体性・独自性をも実現していくという役割が求められています。 これからの自治体サービスは、効率化を推進する一方で、自治体のレゾンデートルとして地域独自のサービスを提供していかなければならない状況にありますが、これは電子自治体にあっても例外ではありません。
従って、地域iDCは多様なサービスを選べる器とする必要があり、選べることを保証することが地域iDCの条件であると考えます。
入札システムについてはA社のパッケージ、パスポート申請システムについてはB社のパッケージを使用するけれども、施設予約システムについては近隣の自治体と満足の行くものを共同開発して使用したいといったニーズに答えられる器となるべきであると考えます。
大手ベンダーとしては、「全国的に共通なサービスパッケージを総合的に提供しているので、それさえ採用すれば電子自治体サービスが可能になりますよ」ということをアピールするわけですが、これを全面的に採用しても、他の自治体と横並びのサービスを提供することしかできません。
横並びで良い部分については、コストを計算した上でそういったパッケージを利用するのも選択だと思われますが、全てを特定ベンダーに委ねてしまうのは、まさに自治体の存在意義に関わる問題だと考えられます。
もう一点指摘すれば、地域の独自性があるからこその自治体であって、これはITも例外ではないと考えられます。このことを考慮すると、「全国的に共通なパッケージを提供する」という大手ベンダーの戦略が通用する行政サービス部門はむしろ一部なのかも知れません。
大手ベンダーに任せてしまうことは、電子自治体の自治の部分を失ってしまう危険があることを認識する必要があります。

選択の保証:

安値入札事件に見られる様に、システム構築の段階である部分を極端に安値であっても受注することによって、システムのライフサイクルの様々な部分によって随意契約の機会が得られ、全体として収益が確保できるという構造は既に色々なところで指摘されています( 「情報システムに係る政府調達の見直しについて」ソフトウェア開発・調達プロセス改善協議会[http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0002255/] )。
この問題に対応するために本県で考案したような「システム開発地元発注」や、前述の「情報システムに係る政府調達の見直しについて」に見られる様に、システムの各段階を分割して発注し、一部を受注することが他の部分の受注において優位に繋がらないような仕組みが模索されています。
地域iDCのシステムにおいても、サービスの各部分を選択できるような仕組みを保証することが大切であり、それによってシステムライフサイクル全体でのコスト削減やサービスレベルの向上が実現できると考えます。

地域IT産業の育成および活性化:

「IT関連産業は、ほとんどが首都圏、特に東京に集中している。今、地方でも、意欲ある若い人が、ぜひ、こういうことをやりたいと言っている。ただ、それだけの需要が(地方で)ない。ぜひ、この需要を、共同アウトソーシング、電子自治体によって、道を開いていく必要があると。民間企業の方と地方自治体が組んで、こういう業種を起こし、これを発展させていく、活性化させていくというのが狙いである。」( 第11回経済財政諮問会議、片山総務大臣[http://www5.cao.go.jp/shimon/2002/0424shimon-s.pdf] )
という目標が語られていますが、今現在、どの様な状況があるか、今後、地域iDCによってどのような展開が考えられるか述べてみます。

東京一極集中:

現在、事実上、日本の通信トラフィックのほとんどは東京に一極集中しています。これは、歴史的経緯でそうなのですが、地方の立場からするとこれを変えていかなければならないと思います。
災害対策(東京の事故に全国が巻き込まれます)
ケーブル火災を思い出しましょう。
コスト構造
実は地方が東京のインフラ代を払っている構造。地方から線を持っていって、専用線代を払った上に接続料を払わないといけない。地域の情報自治が成り立つ地域網。
運用を任せるとコントロールも委ねることになります。
といったことを切実に感じます。 技術者がいないから(技術がある会社がないから)、東京でひとまとめにやったほうが効率がいいからと言った理由で、東京に任せてしまうと悪循環でますます中央でしかコントロールができなくなってしまうという状況があります。 地域で地域のネットワークを運用していかないと、地域に技術が育ちません。
「地域で地域のインフラをつくっていくということは、技術の畑を耕すということ」( 地域インターネットの危機〜名古屋包囲網[http://www.astf.or.jp/astfinfo/mediaA/pdf/7-suzuki.htm] )と言われますが、開発は運用の周辺に育つ産業ですから、運用を外に出してしまうとIT産業の畑がなくなってしまって、開発という産業も失ってしまいます。
既に中央との差は大きくついていますが、今回のLGWAN構築、地域iDC運用は、地域のIT産業界にとっては非常に大きいチャンスで、ここを中央に任せてしまうと、技術と産業の一極集中構造を変えることができないのではないかという危惧を持っています。

地域発のLGWAN系ベンチャー:

いわゆるワンストップサービスは、何ヶ所も行かないとできなかった手続きが一ヶ所でできる様になるという点で、マイナスがゼロになるサービスと見ることができますが、これをプラスにするような本当の行政サービスの変化は今後起こると考えられます。
より使いやすい電子入札や入札情報の窓口を提供するサービスは既に立ち上がっていますし、例えば海外旅行の予約とパスポート申請を連携、家計管理から電子申告を連携といった様な、官民のサービスを融合したようなビジネスが立ち上がってくることは間違いありません。
また、自治体内向けのサービスにおいても、自治体のニーズを細かに吸い上げた製品を世に出して、急成長する会社が現われてくる可能性があります。
この様に、電子自治体が周辺に与える変化は、新たな産業を創出する可能性が非常に大きいのですが、この舞台となるiDCやそこでのサービスを中央に依存してしまうと、これらの産業が芽生える機会を摘むことになります。

メトロエッジ(地域IX)への成長:

地域iDCは民間向けのデータセンタ機能を併せ持つべきであり、これはキャリアや事業者に対する公平性を保証すれば、地域IXに成長していく可能性があると考えられます。
インターネットのブロードバンド化、P2P化によって、東京一極集中モデルが崩壊しつつあり、未だにバックボーンは世界一高い( インターネットBroadband時代[http://www.iajapan.org/bukai/idc/event/2001/pdf/takahashi.pdf] )状況を考えると、中央に地理的に遠い本県こそ、地域でのトラフィック交換が意味を持つと考えられます。
地域iDCがインターネット向けに提供するサービスと、その周辺サービスは、ほとんどのトラフィックが県内に向くために、地域でのトラフィック交換が有利に働きます。
また、IP電話が普及しつつありますが、これはP2Pモデルであり、少ない遅延時間でのパケット交換を要求します。また地理的に近隣に対してトラフィックが多くなるという特性をもっているため、地域IXによるトラフィック交換の優位性が大きいアプリケーションです。
この様な状況から、地域iDCを核とした地域の情報自治が成り立つネットワークの構築が望まれています。

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■1 続・地域iDCの必要性について[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?200305b&to=200305141#T200305141][地域情報化]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

各方面からの反応を並べる予定のセクション。

紀長日誌[http://katagiri.hanya-n.net/d/2003051.html#20030515ca]:

から。
各地域で技術の集積ができないと、結局意味が無かったりするわけで。
まったくその通りです。技術集積のためにLGWAN-IDC構想を役立てようという話です。
ここのところを分かっていないと、自分トコに立派なビルできて終わりって話になりますが、地域データセンター推進派にもここのところを良く分かっていない人が多いのが辛いところです。

米国-アジア間のインターネット国際回線費用[http://www.kaigisho.ne.jp/literacy/midic/data/k29/k2912.htm]:

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■2 WEB WAVE LIB[http://www.s-t-t.com/wwl/][CLIP]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

効果音がたくさん集められたページ。 ジャンルわけされて充実しています。

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2003年05月16日(金)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 色覚不足対応[http://na01.shonan.ne.jp/~gorry/diary/200305b.html#1402] このエントリーをはてなブックマークに追加

こういう配慮の必要性をアピールしても、なかなか理解してもらえない事例にぶつかるにつけ、 バリア[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?199905a&to=199905101#T199905101] はこうやって作られるって感じます。
バリアを作り出しておいて、「色覚異常の者は肉体労働に就くのが良い」式のお節介によって、自由と可能性を奪うという構図があらゆる障害に対して存在します。
技術が進歩すれば、Web上では多くのバリアが取り除かれていくって信じていましたが、 新たなバリアを作り出す人たちと戦わないといけないみたいです。
バリアフリーを考える際、色覚問題はターゲットが多いことと、 実感する手段が用意されているために、どういうバリアを自分が作っているかを 想像してどうすれば良いかを考えやすいと思います。 視覚障害を想像することは簡単そうでいて、本当は難しいのです。
ともあれ、そこに問題があるということを認識することが、改善の始まりですから、 多くの場所で議論されることを望みます。

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2003年05月21日(水)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 長崎県大学等発ベンチャー創出事業[http://www.joho-nagasaki.or.jp/pr/nag-canpus_ven/][CLIP]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

大学等研究者の保有する高度な技術シーズをベースとした事業展開を行う予定の会社法人・個人に対し、補助金(上限5千万円)および投資(総額上限1億円)を行います。
というもの。
公募対象は全国で、長崎に来ればOKというシステムになっていますので、 「条件を満たす」研究者で、「ベンチャー目指してみるか」という方は注目かも知れません。
なお、対象となる研究者は、「国公私立大学、高等専門学校に常勤として所属する者で教授、助教授、助手、講師等を指す。客員教授、ポスドク、大学院生、学部学生、民間企業に所属する者、公設の研究機関に所属する研究者は含みません。」です。

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■2 KaZaaに少年モノの秘密ビデオが流出〜ニューヒーローの誕生[http://x51.org/archives/000246.html][P2P]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

ふにふに[http://www.zukeran.org/shin/funifuni/200305.html#19_01] から。
心温まるお話ですな。「消し忘れプライベートニャンニャンビデオが…」でなくて良かった。

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■3 「オプション取引」の出資者、被害救済へ組合結成[http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2003/2003_05/030519eb.html]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

同じく、 ふにふに[http://www.zukeran.org/shin/funifuni/200305.html#19_01] から。
沖縄ならではの事件の様な…興味がある方は「模合」がキーワード。

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■4 ウェブヘルパー1.0公開[http://www.jwas.gr.jp/helper/][アクセシビリティ]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

INTERNET Watch[http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0520/webh.htm] から。
htmlページのアクセシビリティをチェックするソフトで、アクセシビリティ上問題がありそうな個所をチェックしてくれる。 総務省の 高齢者、障害者等が利用しやすいホームページの普及に向けた支援システムの実証実験[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/joho_tsusin/010727_2.html] で開発されたもの。
WCAG1.0[http://www.w3.org/TR/WCAG10/] および AERTガイドライン[http://www.w3.org/WAI/ER/IG/ert/] に基づいて、 診断[http://www.jwas.gr.jp/helper/what_webhelper.html#ss4] を行います。
このツールはあくまで補助ツールですから、これでOKが出るのをゴールととらえてもらっては困るのですが、よりアクセシビリティの高いページを作るための補助になることは確かだと考えます。

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2003年05月22日(木)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 「しつけの悪さを注意され逆ギレし殴ったDQN親」のまとめ[http://www.updown.org/toku/dqn.htm][CLIP] このエントリーをはてなブックマークに追加

リンク先にも引用はありますが、簡単にまとめます。

居酒屋に「2歳前後の子供」を連れて行って、「店内をちょろちょろ走り回って遊んでいた」ので、お店の従業員が「親のしつけが悪い」とぼやいたらしい。
これを聞きとがめて、「『従業員全員並べろ!!』と大騒ぎ」して、「ボカッ!バコッ!!」「バキッ!ボカッ!バコッ!!」
「『お前んところは従業員にこういうことを平気で言うような教育をしているのか!』と怒鳴りまくり。かなり大暴れ」というのが、本人が書いているところの大まかなストーリーの様です(かぎ括弧内、引用)。
きっと語り尽くされるんだと思うのですが、書きたいことはあるので、重複気にせずに書いてみます。

1点目。 特に居酒屋は大人向きの店であって、少なくとも大人のマナーを守れない子どもをつれてくるべきではないと思います。 もちろん最近の居酒屋さんは、ファミリーレストラン的になってはいますし、子どもも喜びそうなメニューもあります。子ども連れのお客さんでもお気軽にという雰囲気を持っている店もあるでしょう。 ですが、基本的に大人のマナーを守るべき場所だという線は変わっていないはずです。 そのマナーを守らせる自信がなければ、連れてくることは遠慮された方が良いだろうと思います。
私自身は比較的早くから周囲の大人に大人向きの店に連れて行ってもらえて、大人の世界が見られたことは嬉しかったのですが、大人向きの雰囲気の店に行くときには、子どもながらにとても緊張してました。
「2歳前後の子供にどうしつけをすれば走り回ったりせずおとなしく席についていることの出来る子供に育つのでしょうか?」とありますが、それがムリだと思ったら、連れてこないことです。

2点目。 元の日記を書かれた方がそうだということではなくて、最近の共通傾向として感じていただきたいのですが、「子どもだから他人に迷惑を掛けて良い」という親の心理が見える気がします。
子どもがついつい騒ぐのは分かります。そういう時は注意するなりあるいは我慢するなりして、子育てには協力すべきだと思います。子どもは社会全体の子どもですから。
ところが、「オジサンに怒られるからやめましょうね」どころか「どうしてウチの子に文句を言うんですか、関係ないじゃないですか」なケースが最近、ポツポツとあります。 子どもの教育以前に、親を教育しなきゃいけないパターンです。
子どもは親がするように育つわけで、そういう親に育てられた子どもは、自分たちの権利のみを主張して、ズルくてわがままで、ひょっとするとすぐ人を殴る子どもに育つ危険があるような気がします。
「ズルくてわがまま」という戦略は、そういう人がごく一部の間は得をする可能性があるのですが、社会の中に一定割合以上「ズルくてわがまま」な人が存在すると、社会全体が身動き取れなくなってしまいます。 これは社会全体が抱える問題で、何とかしないと10年後の日本が心配です。

3点目。 「従業員同士でこっそり言って」いたんだったら、例え聞こえたとしても聞かなかったことにするのが大人なような気がします。

元日記を書かれた方は批判を一手に受けている格好で大変だとは思うのですが、元日記を書かれた方の個人批判ではなくて、これがきっかけになって子育ての色々な問題が議論されている状況だと思います。
がんばって日記も続けられると良いと思います。

客は最初から神ではない。店から信頼を得て、はじめて神になるのだ[http://katagiri.hanya-n.net/d/2003052.html#20030522ad]:

うんうん。 「お客様は神様です」というのは店は言っても良いけど、客は思っちゃいけない。 思っても良いけど、そう思っていたらかえって良いサービスは受けられないと思います。
450円のビールとその他のサービスを450円(+消費税)払って買うやり取りで、 どちらがえらいということは無いはずです。 取引が成立しているんだから、お互いに感謝すべき。
そういえば、私は大概のお店で「ありがとうございました」とか「ごちそうさま」って言っているのですが、そういう気持ちによって店も良くなって、より良いサービスを受けられるようになるんではないかと思います。
「客は神様だぞー」と思っている客ばかりが来る店は、お店の人のストレスがたまって、払ったお金の大部分がストレス代になってしまって、きっと味もサービスも向上しないような気がするのです。
少なくとも私は、「ありがとうございました」とか「ごちそうさま」って言いたくなる店に行けるのが幸せだと思っています。

「お店のためにもきちんと言わないといけない」:

一般的に「○○(not 自分)のために××しなければいけない」っていう主張を自分がするときは、私憤を義憤に勝手にすりかえていないか疑って見るべき。
以って他山の石とすべきところは色々あるな。

「一円でもお店に利益をもたらした時点で」:

特に夜のお店に行くと感じるんですが、お金をいっぱい落とすからと言ってありがたいお客とは限らないところが面白いところ。 「お金はたくさん使うんだけど、正直言って迷惑」ってお客さんになったりする人もいる。
お気に入りのお店を失うのはさみしいので、そこが繁盛するように協力するのが常連としての理想的な姿。
カウンターだけのお店で、自分の席の隣だけが空いてる。自分はもう仕上がっているけれども、もう一杯頼んでも良いかなっていう状況で、新しいお客さんがカップルで入ってきました…なんていう時に「マスターここ空きます」って言うのはかっこいいよね。

「子どもは親がするように育つわけで」:

言い過ぎがあったと思います。お詫びします。 親の立場に立って、子どもの鑑となるような自分でいないといけないという戒めとして書きました。
親がいなくても立派に育った子はたくさんいることを知っていますし、親が悪いことをしたから子どもが悪い子に育つと主張する積りはありません。

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2003年05月25日()<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1ぐる[ぐる] このエントリーをはてなブックマークに追加

ログからぐるっとひとまわり。

5月生まれ[http://takayuki.oniichama.net/r/2003051908.php#19-08.01]:

天衣無縫な日々[http://white.sakura.ne.jp/~koy/diary/?date=20030519#p04] からリンクを辿って。
もし出産の時期を狙うんだったら、5月が理想的だと聞いたことがあります。 逆に早生まれだと1年近くの差があるわけで、小学校低学年までは結構な負担になるという話。
全く関係ないのですが、「妹だったら良かったのかな」。そうですね。

言語化不能なもの[http://doublemoon.tdiary.net/20030525.html#p03]:

たまたま最近同じようなテーマを考えていました。
演劇にしても演奏にしても、文学を含む芸術は、 自らが伝えたいものを選んだ表現方法によって表現するものだと思うのです。 だとすれば、文章を表現手法に選んだからには「言語化不可能」ということを安易にいってはいけないのだろうと思いました。
考え出したきっかけは低レベルなことです。 食べ物番組に出てくるタレントのコメント。
特別な材料を使って、職人さんが腕によりをかけて作った何かが出てきてですね、 テレビを見ている私たちは「一体、どういう味だろう」「普通の○○とどこがどう違うんだろう」と期待しているんですよ。
で、一口食べて「おいしーい」。
何だそれはという感想なわけなんですよ。 「おいしい」のは分かってるわけですよ。 「とてもおいしい」のも分かってるんですよ。 「はじめて食べた」のも分かってるんですよ。 「どう」おいしいのかを知りたいんだけど言及してくれない。 私は、料理の鉄人では岸朝子先生のコメントが一番好きだったのですが、 今思えば、「どうおいしいのか」の表現に努力していたからだと思います。
これは努力するものであって、どう努力しても料理も芸術の一つですから、他の表現形態を使って表現することはできないのは当然です。 完成された作品は、その表現方法において最適化されている作品なので、他の表現形態を借りてはその全てを表現するのは不可能なはずなのです。
コミックのアニメ化、小説の映画化等で、原作より良かったという話が少ないのも、この問題に起因している気がします。
ただ、ある作品で自分が感じた感動は、自分の内側にあるものですから、例えば文章という表現形態を使って他の人に伝えることが可能なのではないかと思います。 そういう文章を書けるようになりたいと思います。
「言葉にできない」「言葉にならない」っていう歌詞。色々なところで聞くような気がするのですが、シンガーソングライターだから許される歌詞ですね。

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2003年05月26日(月)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1地震関係[CLIP]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

地域iDCのリスク分散が急に注目される予感。

気象庁[http://www.ima.go.jp/]:

全然つながりません。

NHKニュース[http://www3.nhk.or.jp/news/2003/05/26/k20030526000121.html]:

「東北地方で震度6弱」

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keiです。よろしく。
ウェブ日記は議論に向かないメディアだとは思うのですが、 お互いにインスピレーションを得るには良いメディアな気がします。
日常生活をしていて、これだけ内面を吐露した文章を周囲の人に見せることはあまりないので、日記を通して感じあえる人に出会えるのは、不思議なことですし、素敵なことだと思います。

続・言語化不能なもの[http://doublemoon.tdiary.net/20030526.html#p01]:

まさに私がうまく言葉にできなかったことをまとめて頂いているので引用します。
まったく原作に忠実にするよりかテイストとかエッセンスを残して書き換えてしまった(と思われる)ものに高く評価されているものが多いような気がします。
作品を味わった感動から生まれた新たな作品は、模写が持てない迫力を持っているのでしょうね。
言いたかったことをうまく言えていなくて、他の人の反応の中に自分が言いたかったことをうまく表現している見出すのもウェブ日記の嬉しいところです。
「ことばにできない」と言うことで伝えられるものもあると思う
には全く同意せざるを得ません。私の文章力では。 矛盾するようですが、でも、だからこそ私には「ことばにできない」って言う資格がない気がします。 他の人は言葉にできるのに、私がことばにできなかっただけでは困ります。 「あなたがことばにできないだけでしょう」って言われるかも知れません。 がんばろうと思います。

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2003年05月28日(水)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 Web日記に物語をみる[http://tnat.net/diary/?date=20030527#p01] このエントリーをはてなブックマークに追加

天衣無縫な日々[http://white.sakura.ne.jp/~koy/diary/?date=20030527#p05] から。
そういえば、 Web日記の私小説性について考えてみるテスト[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?200005a&to=200005064#T200005064] とかしたのを思い出しました。
普通の日記とWeb日記の大きな違いとして、読者を想定しているところが挙げられると思います。読者がいるために多少の演出があったり、書けないことがあったりもしますが、読者を想定することによって、かえって自分を客観的に記述できるメリットがある様な気がします。

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2003年05月29日(木)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 キャバウェーブ研究所[http://wibo.m78.com/clip/img/6554.jpg][CLIP] このエントリーをはてなブックマークに追加

内装費と衣装費の削減に成功したと見た!

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