2000年05月06日() << 前の日記 | 次の日記 >>
これまでの05月06日 編集

■4Web日記の私小説性について考えてみるテスト[hns]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

Web日記はある程度の私小説性を持つと考えた。

エッセイと私小説はどう違うのでしょう。:

文学を勉強していたら実は「初歩の初歩」 By 十一夜恵 な知識なのかもしれませんが、 残念ながら文学を体系だてて勉強していませんので、 これまで読んだ本の情報を頼りに考えてみますと、 決定的な違いというのは見当たらないような気がするのです。

私小説の場合「小説」と謳ってあるので、:

読者は「これは小説であって、事実ではない」という前提の元に読む訳ですが、 「ある程度が事実なんだ」というリアリティの中に引き込まれるところが味だと思います。

私小説というジャンルは日本独自のジャンル:

だという話を聞いたことがありますが、 主人公を筆者と混同させることによって、物語にリアリティを与える手法と見れば、 海外にもあるような気がします。
私小説中で、「最近、何々というファンレターを頂いて・・・」という語りかけをされると、 「私」と「筆者」を混同してしまいますが、元が小説ですから混同してはいけないのです。多分。

では、エッセイにウソが混入してはいけないか:

というと、恐らくそんなことはなくて、 演出上の様々な手法を駆使することが許されるでしょう。 読者も、筆者の素の生活を知ることを望んでいるのではなく、 演出された「私」たる主人公の生活を読むことを期待しているわけです。
ただ、エッセイの場合、主人公たる「私」が筆者を大きく乖離し得ない、 乖離し過ぎるとリアリティを損なう。という枠がある点が、 私小説と違うのかなと思います。

さて、Web日記をどう位置付けるか:

ですが、読者を意識して書かれたものである以上、 これにもある程度の演出なり、ウソが混入していると見るべきでしょう。 主人公たる「私」を作って、 Web日記という新しいジャンルの作品を作っているという見方もできます。 当然、演出の度合いは筆者によって異なるわけですが。
ですから、日記に書いてあることを筆者の真実の姿と思っては、大抵の場合よろしくないでしょう。 主人公たる「私」を楽しむ様に注意しないとね。
本当に(狭義の)日記だったら他人に見せるように書けないですねぇ。 今まで「本当の自分を書いてたし、みんなそうだと思ってた!」という方はごめんなさい。 少なくともウチは、演出入ってます。

■ 関連記事

以上、1 日分です。

指定日の日記を表示

前月 2000年05月 翌月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

最近の日記

2019年04月01日

新元号「令和」について

2019年03月23日

DXアンテナ ワイヤレスチューナー メディアコンセント DMC10F1

2019年02月17日

#例のグラボを活用する

2019年01月03日

シリーズ5・myHomeAlexaで自分のCDをかける

2018年12月25日

シリーズ4・英語の楽曲・アルバム・アーティスト名をカタカナに直す

2018年12月23日

シリーズ3: Echo Dotがやってきた

2018年12月19日

続・Echo Dotがやってきた

分野別タイトル一覧


全て
CLIP
SYA!nikki
book
freebsd
hns
magic
おさけ
おしごと
お買いもの
ぐる
ごはん
アクセシビリティ
オープンソース
セキュリティ
音楽
地域情報化
電子自治体
日記

keikuma on Twitter

keikuma Name:前田勝之
Location:長崎市
Web:http://www.nantok...
Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

サイト内検索

Google AdSense

Powered by hns-2.19.9, HyperNikkiSystem Project