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■1 シリーズ武雄市TSUTAYA図書館(2) - 図書館への指定管理者制度導入を考える[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20120630S1][図書館][武雄市][CCC][TSUTAYA図書館] このエントリーをはてなブックマークに追加

前編で、[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20120630S1] 「図書館は指定管理になじまない」を紹介したわけですが、スポーツセンターや博物館といった公の施設の中で、なぜ図書館だけが取り立てて「指定管理になじまない」と言われるのでしょうか。
この点に関しては、図書館の永続性や社会教育施設としての性格などから、指定管理になじまないとする論もあるのですが、ややビジネスによった観点から考えてみたことがあります。

指定管理者制度のメリット:

そもそも、指定管理者制度のメリットは、民間企業が持つ経営ノウハウを活用することによって、施設を有効活用するという点にあるはずです。
例えば、博物館や美術館の様に、来館者が増えることによって営業収益が上がる施設であれば、住民が多く足を運ぶ企画を組むことによって、入場料による収益が期待でき、かつ施設も有効活用することができます。
一方で、民間企業の柔軟性によって経営効率を改善することによって、サービスレベルを維持したままコストの削減を図ることも可能でしょう。

指定管理者制度のデメリット:

一方で、野放図に民間の収益に任せてしまえば、博物館や美術館が持つ、社会教育施設としての側面がないがしろにされたり、コスト削減に走るあまり、質的な低下をもたらす可能性があります。
そこで、指定管理を行う際の契約書にあたる「協定書」で、指定管理者が行わなければならない事業を定めたり、人員体制を定めたりすることになるのですが、あまりにも硬直化した事項を定めれば、指定管理者の柔軟な経営を阻害し、メリットも無くなってしまうという課題があります。

図書館への指定管理制度の導入:

図書館に指定管理者制度を導入した場合、美術館や博物館の様に入場料を取ることができる施設とは異なった問題が生じます。
ある図書館の指定管理を受託した企業が、とても優秀で、優秀なスタッフが揃っていて、どんどん利用者が増えたとします。入場料が取れる施設であれば、その分、来館者収入が得られて、指定管理者の収益も上がり、来館者が増えたことに応じてスタッフに手当てを出したり、スタッフを増員したりすることができます。施設も有効活用されていう事なしです。
一方、図書館の場合は、利用者から利用料を徴収することはできません。利用者が増えれば、スタッフの労働密度も上がり、いずれは、例えば待ち時間と言う形で利用者に不便を強いることになります。
排架作業も予定した時間でさばききれない様になれば、残業で対応しなければならなくなりますし、それでも困難になればスタッフを増やさざるを得なくなります。
人員面では頑張ったとしても、利用者が増えることによって、施設そのもののメンテナンスコストは確実に増えることになり、これら全てのコストは、指定管理者の負担増となるのです。
つまり、 市民に利用される図書館づくりを頑張るほど、指定管理者の組織にもスタッフにも負担が増えてしまう という図書館への指定管理導入特有の問題があります。

インセンティブの付与:

この問題の解決案として、利用者数に対してインセンティブを付与する方法を導入している館があります。 利用度合い(貸出冊数や来館者数等)に応じて、次回の契約更新時に加点評価を行ったり、直接的に追加の支払いを行うというものです。
結論から言いますと、いずれの方法によっても、「利用度合いを増やすことによって、指定管理者の利益が増える」という領域までインセンティブを与えることは、必ずしも図書館の有効な活用につながらなくなる新たな問題を引き起こすという問題があって、せいぜい、利用者増によるコストの補償という領域に留まらざるを得ないと考えます。
仮に、貸出冊数や来館者数を増やしさえすれば、収益が上がり、それが指定管理者にとって魅力的な報酬になると、例えば、ポイントを付与して余計に本を貸し出すと言った手法を取ることによって、施設の有効活用とかい離した数字を積み上げることができてしまいます。したがって単に、「数字を出せば儲かる」という仕組みを導入すべきではありません。
利用度合いによって、追加で必要になった人件費やメンテナンスコストを補償することは有効だと思いますが、これだけでは、指定管理者がビジネスとして、自らリスクを取って、自らの工夫で図書館を有効に使ってもらう施策を打ち出そうという意欲にはつながりにくいと思われます。

インセンティブ以外の道:

それでは、指定管理者が自ら、図書館の魅力を向上させたいというモチベーションを持つ方法は他にはないのでしょうか。
上記の矛盾に気づいてから、しばらく考えてきたのですが、両極端な方法が2つあると私は考えています。
(続く)

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2005年07月06日(水)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 世界初の機能分離型パソコン[http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/06/20050706000018.html]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

ふが日記[http://fuga.jp/~densuke/diary/?date=20050706#p04] より。
サムスン電子は 世界で初めて一体型パソコンと一般のデスクトップPCの長所だけを採用した新概念の機能分離型パソコン、「マジックステーションMQ50」を新発売すると3日明らかにした。
同製品は キーボードやマウス、RW/DVDコンボなど光ドライブ、USBポートなどを分離し、モニターの方に搭載、使用者の便利性及び空間活用性を極大化した。
Aptiva Sシリーズ[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/961030/aptiva.htm] との違いが良く分からない。

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■2 中国に「コンピュータゲーム病」矯正センター[http://www.itmedia.co.jp/news/0210/15/njbt_12.html][ネット中毒]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国では、 86時間連続ネットゲームで死亡?[http://www.itmedia.co.jp/news/0210/09/njbt_09.html] 等という事件もあり、既に社会問題として認知されている様だけれども、中国でも問題になっている様だ。
ネットゲームプレイ中に興奮死 中国のネットカフェ[http://www.itmedia.co.jp/news/bursts/0204/23/05.html] 等という事件もあった。
日本でも、実は深刻な問題になりつつあるのでは無いかという気がする。ニート現象とも繋がっている可能性がある。
今からネトゲを始めようとしている人を止めるスレ 2[http://www.geocities.jp/netgamestopper/link/stop02.html] …「ネトゲ脳の恐怖」

どうして日本のマスコミはネトゲ批判をしないのか:

「ゲームの邪魔をされたから親を殴った」とか「オンラインゲームにはまってから学校に行かなくなった」とか、オンラインゲームだけが原因という訳では無いにせよ、不登校なり家庭崩壊に繋がっているという様な事例はたくさんあるのに、どうしてマスコミはオンラインゲームに関しては非難しないのだろう。インターネットを叩くよりもずいぶんやりやすそうな気がするのだけれども。
個人のブログや掲示板はマスコミのライバルになるけれども、オンラインゲームはスポンサーになるからだろうか。

今からネトゲを始めようとしている人を止めるサイト[http://netgamestopper.hp.infoseek.co.jp/index.html]:

はまってしまうと、人生を棒に振る気がする。冗談でなく。

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■3ミュージカルバトンという「不幸の手紙」現象[hns]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

最近、色々なページに書き込みがあって、「バトン」って何だ?って思っていたけれども、不幸の手紙のバリエーションの一つの様だ *1
別に批判したい訳でもなんでもなくて、「不幸の手紙」現象が見られたら、そのメディアは一般の人に普及したということだと思う。 そのメディアが、技術者あるいは特別な人のモノである時期においては、こういう使われ方がある程度の勢いを持って広がっていくということが起こりにくいだろう。
Web日記あるいはblogにとって、象徴的な出来事だ。
*1: 幸福の手紙とも言う。チェーンメール。

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2001年07月06日(金)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 鉄道車両形式[http://kamakura.cool.ne.jp/ef58/index.html][鉄道]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

1号機関車から700系新幹線に至るまで鉄道院・鉄道省・日本国有鉄道・JRに在籍した全ての車両の形式・番号の一覧を掲載しています。 とのこと。すごいデータですね。

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■2mail2nikki[hns]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

メールからの日記の更新を練習しておかないと。
添付ファイルを付けて送信すると特定のディレクトリに展開してくれる・・・ なんてパッチは無いでしょうかね。 出先で取り込んだ画像と日記を一緒に送るのに良さそうなんですが。

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■1「ネットサーフィンするだけで」[おしごと] このエントリーをはてなブックマークに追加

というサブジェクトのメールが差出人「admin」で撒かれているんだけれども、 宛先がものすごい数のリストになっていて、 差出人に自分ところのドメイン名が補完されたメールを受け取った人が、 「ウチとは関係ありません」というメールを、全ての宛先向けに送っているものだから大変。

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以上、10 日分です。

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      Bio:前田勝之(まえだかつゆき)。長崎在住。コンサル、SE、プログラマー、 なんとか株式会社代表、非常勤講師(情報セキュリティ)。 セキュアド、テクニカルエンジニア(SV,NW)。サーバ管理とWeb日記を10年ほど。 ネットとリアルの接点に関心あり。食べること・歌うこと・愛すること・作ること・飲むこと。おいしいものがぜんぶすき。

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