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■1 シリーズ佐賀県知事選挙を振り返る(3) - 選挙戦突入[https://www.nantoka.com/~kei/diary/?20150114S1][政治][選挙][佐賀県知事選挙] このエントリーをはてなブックマークに追加

12月12日に決断し、16日にかばん一つで佐賀駅に降り立った。わずか30日間で勝利できたのは奇跡だと思う。

先の知事選で樋渡氏を破った山口新知事は、初めての知事選への立候補についてこう語っています。 思えば樋渡氏も、武雄市長選への立候補について、

平成17年も押し詰まった12月28日の夕方、僕は妻とふたり、武雄温泉駅に降り立った。博多からの特急を下車したのは、僕たちだけ。空には墨流しのような雲がたなびく薄暗い夕方、強い風の中をときおり白いものが飛んでくる。

と、書き始めています。 どうも、他の土地から決意して初めての選挙に立った際には、駅に降り立った瞬間の印象が強く残るものの様です。
ただ、 佐賀県南部の2005年12月28日の天気[http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/41/8510/detail.html?c=2005&m=12&d=28] を見ると、天気は曇り。降水量は0.0mmとなっており、そう荒れた天気では無かったようですので、この描写には本人の心理による脚色があるように思います。


さて、 前回[https://www.nantoka.com/~kei/diary/?20150114] は、山口氏の立候補が確定して今回の選挙の大枠が決まったあたりまでのお話をしましたが、この頃までに検討していたことを整理しておきます。
まず、選挙の情勢なのですが、今回は衆議院選挙が近かったこともあり、 非常に新鮮な[https://www.pref.saga.lg.jp/web/kensei/sen-senkyo/_85392.html] データがありました。 県議も支持を比較的鮮明にされている方の過去の得票は、 2011年の県議会議員選挙[http://www.realpolitics.jp/senkyo/db/pref_view.php?c=410004#4_2011-04-10] のデータから、どの程度の票を持っているかを想定してみました。
このあたりの分析については、 座間宮ガレイ[https://twitter.com/zamamiyagarei] 氏の 選挙JOCKEY!![http://twitcasting.tv/zamamiyagarei] が随分参考になったのですが、当時はどの議員が、どちらの候補をどの程度応援しているのか、実際のところを知ることも難しく、基礎票では樋渡氏やや優勢。無党派層が知名度で樋渡氏に流れたらかなり厳しい…という見込みをしていました。
この見込み、 元日の佐賀新聞の世論調査[http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30107/141418] を受けた記事で、「樋渡が先行 山口急追」との見出しが打たれましたから、告示時点では比較的、当たっていたのではないかと思っています。


nomore-hiwatashi.com そういった状況を打開しないといけないということで、真っ先にやらないといけないと思っていたのが、 樋渡市政の問題点を分かりやすくまとめたページを作る事 でした。
長年にわたって追いかけてきていると、かえって深く、分かりにくいところにまで踏み込んでしまっていて、初めて樋渡氏を評価しようとする人には届かない記事になってしまいます。 データは莫大にあるのですが、分かりやすい切り口を立てて、選挙に関わる方に分かって頂ける様なページが必要だったのです。
幸運なことに、そういうページを @nojimage[https://twitter.com/nojimage] さんが立ち上げられました。

非常に抑えた表現で、樋渡市政の問題を簡潔にまとめたサイトになっていました。 しかも、佐賀県民の方が作られたということで、これこそ求めるものという感じだったのです。

そんな中、樋渡氏は過去のツイッター上での発言を削除するという行為に出ます。
もちろん、過去の発言のアーカイブは手元に持っていた訳ですが、ソースとして示すのが難しくなります。首長という立場にある者の発言は重い物であって、過去にはその発言によって様々な圧力を行使してきた訳です。それを選挙前に選挙に関わる方の目に触れては困るからといって削除するのは、許されることではないと考えました。過去の発言を見て、支持は検討されるべきです。
そういったことがあり、私は、 樋渡啓祐総合検索[https://www.nantoka.com/wiki/wiki.cgi/takeoproblem?page=%C8%F5%C5%CF%B7%BC%CD%B4%C1%ED%B9%E7%B8%A1%BA%F7] *1 を用意し、 樋渡啓祐氏発言引用集[https://www.nantoka.com/wiki/wiki.cgi/takeoproblem?page=%C8%F5%C5%CF%B7%BC%CD%B4%BB%E1%C8%AF%B8%C0%B0%FA%CD%D1%BD%B8] を作りました。

これらのページがどの程度の成果を挙げたのかは分かりません。また、ログの解析について細かい内容に言及することは、 このサイトのポリシー[https://www.nantoka.com/~kei/policy.html] に反しますので差し控えたいと思います。
ですが、ログ以外の伝聞からも、 有権者とするのではなく、選挙に関わる方と書いてきましたが、この方々には活用を頂いたのでは無いかと評価をしています。


今回の知事選。新人同士の戦いですから、山口氏も樋渡氏も、自らの組織を持っている訳ではありません。樋渡氏は、自民党の推薦をもらえば組織は付いてくると考えたのかも知れませんが、選挙運動をする人達は、全て無償で活動する訳です。
そして、立候補者は、議員や他の首長の持っている組織の力を貸してもらって、選挙運動を戦うことになります。
ですから、 議員や首長が、どの程度本気で候補を応援するか。自分の選挙と同じ様に頑張ってもらう気持ちになるか まず、ここが大きいと考えました。
これはあくまで想像ですが、この点に絞って、ネット以外の手段でそういう方たちに情報を届けたクラスタ内の方がおられるのではないかという気がしています *2 。 樋渡氏を応援すれば、農協関係の支持者は離れて行く上に、「どうしてあんなのを応援するんだ」となったら、議員としては自分の選挙にまで影響する訳ですから、それは避けたいのではないかと考えました。
今になって考えれば、 運動する人は、直接、立候補者を応援するのでは無く、応援してきた議員さんから頼まれたから選挙を手伝う ということを、樋渡氏は分かっていなかったのではないかと思います。
いくら自民党推薦だからと言っても、これまで何の関係も無かった人の選挙の応援を無償でするからには、まず、その候補者を応援したいという気持ちを持ってもらわないと難しいと思うのです。
そうやって、選挙運動に参加してくれる支援者の心をつかめない候補者が、有権者の心をつかめる訳はありません。 逆に、支援者の心をつかむことができた候補者は、本当に支援をしてもらうことができ、有権者にもそれが拡がっていく。そういうことだと思います。


今となればこういう分析もできるのですが、当時は光が見えない中で、できることを必死でやっていた様に思います。
勝てるかも知れない。そういう希望が見えたのは、あのポスターの画像が出た時でした。


(つづく)

*1: 「公務員又は公選による公務員の候補者」で無くなったため、SNSでの発言については一般公開を停止しました。
*2: つまり「こういった人物ですけど、応援するのですか?」というお手紙を書く訳です。

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■1読んだ本[book] このエントリーをはてなブックマークに追加

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■1GmailとGoogleカレンダーに要望 このエントリーをはてなブックマークに追加

メールはGmail。スケジュール管理はGoogleカレンダーを使っている。 メーラやスケジューラーが、Web経由で提供されることのメリットは色々あるのだけど、 Permalink[http://d.hatena.ne.jp/keyword/Permalink] が得られると言うのもメリットの一つでは無かろうか。
もちろん、サービスが対応していればの話だが、個別のメールやスケジュールにリンクを張ることができれば、様々なサービスやツールの間で相互に利用することができる。
Gmail以前は、受信したメールは MHonArc[http://www.mhonarc.jp/] に流して全文検索もできるようにしていた。FAXもサーバで受けていたから、受信したFAX一通ごとにリンクを張ることができた。スケジューラはお手製のCGIで実装していたけれども、メールやFAXへのリンクを張ることができたので、とても便利だった。
GmailとGoogleカレンダーで、これが出来ないのが残念でならない。そもそもGoogleカレンダーには、他へのリンクを書き込む方法が無いし *1 、 Gmailのメールとリンクを張ったときに、逆にGmailの該当するメールに、カレンダーの内容を表示することもできそうだけど、これもできない。
これこそ、マッシュアップで頑張れないものだろうか。
*1: もちろん、詳細にハイパーリンクではないテキストで書き込むことはできるのだけど。

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2006年01月16日(月)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 ライブドア、証取法違反か?[http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1636853/detail?rd]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

「本社の六本木ヒルズ38Fおよび堀江の自宅に捜査が入った、という事実はない。NHKに問い合わせる」とコメントした。
様ですが、違反の疑いを持たれているらしいです。
株式分割をめぐり証取法違反の疑いが持たれている。
自分トコで言ってるので、間違いなさそう。

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■2 三菱東京UFJ、システム完全統合を08年末に延期[http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060116AT2Y1600216012006.html]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

やっぱり無理があったらしい。

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■3 開発者のセキュリティ能力を見る - IPAが国家試験を創設[http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/01/16/015.html]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

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2005年01月16日()<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1コンセプトメモ[蔵書管理システム]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

蔵書管理システムというと、蔵書を紛失しない様に、また、特定の本が見つけ出せる様な意味での「管理」を目的にしたものが多い様で、これは私が求めているものと微妙に違っていて、ピンと来るものを見つけ出せないでいる。

どちらかと言えば、物体としての本を管理したいのではなくて、データとしての本を管理できればと思っている。
だから、ISBNコードである本が特定できれば、それが数冊ある内のどれかということはあまり気にしない。ある、ISBNコードの本を持っているかどうかは二冊以上買ってしまわない様に知る必要がある。
さらに、本の実体を所有していなくても、一度読んだ本や、どこかで借りた本も管理をしたい。同じように借りてくるなり、新たに購入すれば良いわけだ。

あるプロジェクトで参照した資料は、どうせ机の周りに山積みにされるので、そのプロジェクトで参照した本の一覧を記録したい。バーコードリーダーで読むだけだ。
別に書籍に限らなくても、自分で作成したレポートや電子データもURIを決めれば管理できるわけだ。
namazuによる全文検索や、オープンなRDB、バーコードリーダー、AWSという道具があるのだから、革新的な蔵書管理システムが作れるんじゃないかという夢はふくらむのだけど、作ろうとしているのは実は蔵書管理システムじゃなくて、ナレッジマネジメントシステムなのかも知れない。欲張りすぎてなかなか形にできない。

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■2日付の調整[hns]<< 前の記事 | 次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

キャッシュとの絡みで、12日分の日記を11日に書き込んでいた様なので修正。

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■3 オレオレ証明書[http://www.takagi-hiromitsu.jp/diary/20050115.html#p01][セキュリティ]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

行政機関がVeriSign使わずに「オレオレ証明書」を使うのには、LGPKIの絡みもあるのだろう。
長崎県の場合、「警告を無視しろ」ではなく、きちんと LGPKIの証明書をインストールする手順[http://eap.pref.nagasaki.jp/e-apply/docs/ssl_help.html] を説明している。ただ、残念なことに、 LGPKIにおける自己署名証明書[http://www.lgpki.jp/Manual/install.htm] の方を本物かどうか確認する手段が用意されていない。
従って、電子申請ページの偽物を作った者は、偽のLGPKIページを用意して、偽の「LGPKIにおけるアプリケーションCAの自己署名証明書」を組み込ませる事が可能である。ここに難しい技術は要らない。
一旦、偽のルート証明書を組み込んでしまうと被害はそのセッションにとどまらないし、もう何でもありの状態になってしまう。この点では、「警告を無視せよ」より被害は大きいかも知れない。

この方式が普及すると、今度はルート証明書を組み込むという作業が常態化してしまう心配がある。
そもそもPKIの仕組みが分かっていないのだから、下手をすると、役所や部署単位でCAを立ち上げ始めかねない。わざわざヨソの部署に証明書に署名してもらうのは大変だから、オレオレ認証局を立ち上げて、ルート証明書を組み込ませるわけだ。
そうすると、今度は「オレオレCA」のワナに掛かりやすくなる。結局、日本のPKIは崩壊する。

結局のところ、LGPKIの証明書が安全に配布されていないところに問題が行き着くわけで、どうしてもVeriSignや民間のCA使うのが嫌だったら、自力で配布するしかない。
郵便局でWindowsのアップデータ配った位なのだから、行政の窓口や郵便局で、「LGPKI証明書組み込みCD」を配布しても良いんじゃないかと思う。

証明書保持者の情報:

長崎県電子申請システム[http://eap.pref.nagasaki.jp/e-apply/index.html] の証明書保持者の情報を見ると、

E = den-shinsei@pref.nagasaki.lg.jp
CN = eap.pref.nagasaki.jp
OU = Nagasaki prefecture Jyouhouseisakuka03
O = Local Governments
L = Nagasaki Area
ST = Berkshire
C = JP

となっているのだけれども、「ST = Berkshire」で証明書が発行されてしまうのはアリなのだろうか。
恐らく、STが州を示していて、「Berkshire」が州名のサンプルとして書かれている「バークシャー州」ということに気づかなかったということなので、見よう見まねでCSRを作ったのではないかという不安が出てくる。その様な人が作ったパスワードが果たして安全なもので正しく管理されているかどうか不安になる。

もう一つ、証明書を発行する段階でこれがチェックされていないということでもある。証明書発行のプロセス全体に不安を与えるのではないか。

本物の「LGPKIにおけるアプリケーションCAの自己署名証明書」:

を確実に入手するためにはどうしたら良いのだろうか。
どこかに既に知っている鍵によって署名された証明書が存在しないかと思ってちょっと探したのだけれども、見つからない様だ。
フィンガープリントが政府官報に掲載されたとすると、図書館にでも足を運べば、その図書館にある紙の官報が偽造されたものではないと仮定できれば、なんとか信用に足るのだけれども、いつの政府官報に記載されているという情報も見当たらない様だ。
電子申請を利用している人たちは、一体どうやって、信用できる証明書を入手してるのだろう。不思議でならない。

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2002年01月16日(水)<< 前の日記 | 次の日記 >>
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■1ぐる[ぐる] このエントリーをはてなブックマークに追加

キッズgooは、LNEWだったのをLSUBにした。リンクを貼った人がいたらごめんなさい。

キッズgoo[http://kids.goo.ne.jp/]:

Yoのけそうぶみ[http://www.otsune.com/diary/?200201b&to=200201169#200201169]:

「日本における元祖・理系眼鏡っ娘の始祖」だったのか。再発見。 それにしても、すごく なつかしい[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?200004a&to=200004081&ref=here#T200004081]

シグマ計画[http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/okite/okite.9.1.html]:

同じく Otsuneさんとこ[http://www.otsune.com/diary/?20020116#2002011611] から。
今年も「Σプロジェクト短信」載るかなぁ。

6502[http://www.otsune.com/diary/?200201b&to=2002011610#2002011610]:

といえば、自己書き換えと、ブランチの2バイト目に飛ぶワザ。
古いプロセッサ等のチップについては、 半導体コレクション展示会場[http://www.st.rim.or.jp/~nkomatsu/ICcollection.html] がすごく充実している。 時分秒プロテクトを思い出したりして、なつかしかった。

うなぎ砲台[http://www.tls.org/~kuchiki/d/?20020116#16-3-1]:

なるほど!
関連用語が うなぐ[http://www.tls.org/~yukio/diary/?20000730#30-4-1] ですか。IT用語の基礎知識ですな。ためになります。

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