2005年03月08日(火) << 前の日記 | 次の日記 >>
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■1 IDN(多言語ドメイン・日本語ドメイン)での"見た目に似た文字列"[http://unixluser.org/diary/?200503a&to=200503085#200503085][セキュリティ]次の記事 >> このエントリーをはてなブックマークに追加

日本語.jpのフィッシング詐欺対策に「ソ二一.jp」問題は含まれているのか[?200502c&to=200502213#200502213]続編[?200502c&to=200502252#200502252] で疑問に思っていた問題だが、直接問い合わせされた方がいらっしゃる。
1.JPRSで登録可能な文字として定義している文字については、全て異なる文字として登録を受け付けているので、結果として 日本語文字に有る"見た目に似た文字列"を登録することは可能である
2.JPRSとしては"見た目に似た文字列"を取得できること自体は問題ではなく "見た目に似た文字列を使用して取得したドメインで混同を招ような使用"をすることが問題であると考えている
3.JPRSは"見た目に似た文字列"を不正な目的で使用されている場合にはJPドメイン名 紛争処理方針(JP-DRP)に従い基づき解決を図ることが出来ると考えている
4.JPRSとしてはWHOISに登録情報が公開されるため、見た目に似たドメイン名の悪用を前もって牽制することができると考えている
ということで、今回の リリース[http://日本語.jp/access/phishing.html] では、「(キリル文字を用いたような)報道されている問題」に関しては、
IDNの導入で起こりえる問題を認識し、サービス導入時から対応策を実施してきている日本語JPドメイン名は、安心してご利用いただけます。
ということであって、日本語内の字形の良く似た文字、あるいは概念類似の文字については何もコメントしていないという立場だ。
しかし、同じリリースの中では、
今回問題にされているフィッシング詐欺問題の本質は、視覚による錯覚を利用するというものであり、IDNによって新たに引き起こされるものではありません。たとえば、ASCIIドメイン名でも、1(イチ)とl(エル)、0(ゼロ)とO(オー)による錯覚は存在します。ただし、日本語ドメイン名ではよく似た「ー」(長音)と「一」(漢数字)が使えるようになるなど、IDNによってその組合せが増えることも事実です。
ということを述べている。これを述べた後に、
IDNの導入で起こりえる問題を認識し、サービス導入時から対応策を実施してきている日本語JPドメイン名は、安心してご利用いただけます。
と結論するのは、利用者をミスリーディングする意図があったと解釈されても仕方がないのではないか。
ここで言う「利用者」は、ドメインの登録者だけでなく、実際にフィッシング詐欺に遭う利用者を含んでいる。
2の「"見た目に似た文字列を使用して取得したドメインで混同を招ような使用"をすることが問題」等、「悪いことやるヤツがいるからいけない」と言っている様なものだ。確かにその通りで、似たドメインを悪用する問題は日本語.jpに限らず起こりうる。
その立場を取るのであれば、
IDNの導入で起こりえる問題を認識し、サービス導入時から対応策を実施してきている日本語JPドメイン名は、安心してご利用いただけます。
等とミスリーディングを行うべきではない。こういう対策は取っているが、日本語独自の問題があるから注意すべきだと言って良い位だ。事件に関連して、防衛意識を上げる機会を奪ってしまった罪は大きいのではないか。
このリリースの後に、「実は日本語独自の問題はあります」と言ったところで、利用者には「日本語ドメインはフィッシング詐欺には大丈夫」と誤った情報が入っているから、気を付けないといけないという情報がなかなか浸透しない。
ドメインの登録権は、確かに、「JPドメイン名紛争処理方針(JP-DRP)に従い基づき解決を図ることが出来る」かも知れないが、これを見て「日本語ドメインはフィッシング詐欺対策済みだから安心」と思って、フィッシング詐欺に遭う「利用者」の立場はどうするのだろうか。
紛争処理方針に従って解決した頃には、フィッシング詐欺は終わってしまっている筈だ。そもそもこの文書は「フィッシング詐欺脆弱性」に関する議論だったのではないか。
どうもこの文章、ドメインを登録する「利用者」が減らない様にということだけを考えて、エンドユーザーに対する配慮が欠けたものになってしまった様に思えてならない。

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■2 缶缶辞典[http://www.cancanziten.com/][CLIP]<< 前の記事 このエントリーをはてなブックマークに追加

とある方から、 あたたか〜い アイスココア[http://silver.lacmhacarh.gr.jp/tmp/DSC00093.JPG] を見つけたと聞いて、「コールド専用品は温めちゃダメでしょ」と思ったので、確認しようとして見つけた。
世の中に出回っている缶ジュースが、メーカー、品名、内容、JANコード等から画像付きで検索できるデータベースだ。
やはり、 コールド専用ですので温めないでください。[http://www.cancanziten.com/?can=1213] とあった。

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